第1053回 卒業生の保護者と会えること

2015年2月18日

一昨日カフェテリアで、懐かしい卒業生に会いました。いまは幼稚園の保護者の方で、学園時代は自分が授業を受け持ち、成績優秀な方でした。

先日はPTAのサークル活動に関わって、やはり幼稚園の保護者で学園卒業生の方から嬉しいお手紙をいただきました。メール中心の時代に直筆の心温まるお手紙をお届けいただき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また新入生招集日には、小学校から中高へ内部進学する学園生と保護者にお会いしましたが、ここでも卒業生の方々が複数おられて本当にありがたい気持ちでした。

 

幼小中高の総合学園という環境の中で、実は卒業生でおられる保護者の方々は、様々な学年にいらっしゃいます。中には全学の評議員や理事、カフェテリアのスタッフなどに就かれて、ご尽力下さる方々もおられます。

自分がクラス担任や授業担当のあった方から、お顔を存じ上げるくらいの方まで様々ですが、当時のことも想い出され、様々な記憶がよみがえります。自分が不十分な取り組みしか出来なくて申し訳なかったとの思いが伴うこともあります。

それでも大切なお子様を再びこの学園にお預けになってくださって、何よりも感謝の気持ちが大きいです。中学入試へ向けた説明会や相談会でも、懐かしいお顔のお母様やお父様にお会いする機会がとても嬉しいです。母校の現在の様子をお伝えできるのも励みになります。使命感のわいてくる感じがあります。

 

いま学園で学び生活する在校生諸君にも、将来また保護者、親御さんの立場で新たなご縁がたくさんできることを切実に願っています。学園ファミリーにいつご参入されてもこのつながりは大切なものだと、私学人のひとりとして改めて感じるものです。