第1091回 神奈川私立中学相談会~手応えあふれる一日!

2015年5月7日

連休が終わって授業が再開します。今日は連休中の4月29日に「パシフィコ横浜」の展示ホールで行われた、「第10回神奈川私立中学相談会」の様子をお伝えします。

神奈川県内の私立中学校・全61校が結集して、それぞれの魅力をアピールするビッグイベントです。県私立中高協会が主催し、数多くの企画委員や実行委員の教職員が長い時間をかけて準備し、毎年この時期に実施するようになった画期的な行事です。県内のどの私立学校も、この合同相談会を機に中学募集の取り組みを本格化させていきます。

 

会場のメインである各校ブースでは、各種のポスターや動画上映など様々な広報グッズを工夫をこらして配置し、来場して下さった小学生&保護者とじっくりお話をします。各校資料セットをブースの前を通る方々にお声をかけてお配りします。また広い会場の隅には4か所の「5分間スピーチリレー」が設けられ、各校は2回ずつ自校の紹介アピールに努めます。

「特設ステージイベント」では、まず県私立中高協会理事長の工藤誠一先生による「私学の魅力」と題した講演会が行われ、その後の「生徒発表」では多数の私学による様々なジャンルの部活動パフォーマンスや弁論・プレゼンなどが展開されました。

また別フロアの「アネックスホール」では、「小学生のための体験コーナー」が設けられ、実験や制作などの体験型プログラムが30以上用意されました。来場した小学生が各校の中高生の優しいリードを受けていろいろ楽しめる趣向です。

 

終日を通して入場して頂いた方々は約10800名に及び、前回よりはやや減りましたが、各ブースでの相談件数や会場での滞在時間などは明らかに全体に伸びていたようです。
湘南学園では、教職員10数名と生徒会から補助生徒4名、そして部活関係から書道部員15名、演劇部4名が担当しました。

書道部の皆さんは、「書道を楽しもう!大きな字を書こう!」のコーナーで参加者の小学生の作品づくりを懇切丁寧にリードし、その後移動して、特設ステージでダンスも交えた魅力あふれる「書道パフォーマンス」を繰り広げてくれました。自分達と受験生への未来へ向けてのメッセージづくりで、どうしてこんなに上手に力強く書けるのだろうと感心するばかりでした。全体のラストの出番にふさわしい華やかなステージでした。

そしてステージイベント全体の司会進行は、本校演劇部の皆さんが長い時間を通して、円滑に立派に務めてくれました。さらにブースの相談コーナーでは、中学総務委員のリーダー達が、様々なご質問に対して在校生を代表して熱心な回答に努めてくれました。

 

本校のブースは相談件数が大幅に増加し、昼食時間も十分に取れないほどの活況ぶりで手応えある一日でした。この機会に初めてお会いして長時間お話できた方々は多数におよびました。懐かしい卒業生が保護者としてお子様共々に寄ってくださることも続き、嬉しい思いでいっぱいでした。新しいリーフレットや2種類のチラシを主とする資料セットも、合計で千部近くお配りすることができました。

本校へのご関心やご期待の大きさを肌で感じることができて、今後へ向けて一同誓いを新たにすることができました。本当にありがとうございました。