第1114回 定期試験前の1週間の光景

2015年6月3日

今年もいきなり初夏の陽気になりました。明治初期からの観測以来の最高気温まで各地で記録されたそうです。
学校も6月から夏服となりましたが、蒸し暑さに身体が慣れておらず、十分な休養を意識し、熱中症に注意しなければなりません。

 

今週は、最初の定期試験である「前期中間試験」開始の1週間前にあたります。クラブ活動なども原則としてお休みになり、学校生活は「試験モード」に切り替わります。

中学の各学年では、8時30分自主登校の「朝自習」週間を設ける学年指導が定着しました。学年によって教科の課題プリントが毎朝出たり、教科の先生方が質問対応で巡回したりします。放課後は課題を受けた補習や指名補習などが組まれ、残って自習を続ける諸君も少なくありません。

高校生は各自のペースが基本ですが、朝自習が奨励されています。教室だけでなく図書室、ラウンジ、スクウェアなど校内各地に分散し、早朝や放課後に自習する光景が見られます。もともと大学受験を控えた高校3年生はふだんから朝や放課後に黙々と自習しており、試験前には後輩達も続いて自習の光景が広がる感じです。

 

さて先週土曜日の前期公開授業は、今回も在校生全体で約430世帯、学外からのご来園も合わせて、昨年度を大幅に上回る多数の方々にご参観頂きました。ご両親お揃いや下のお子様連れ、祖父母の方共々などご足労に感謝するばかりです。

今回も大勢の方々が、アンケート用紙に授業のご感想ご意見を記入して下さいました。日々の授業を振り返り、改善をはかる上で大切な資料となります。教務の方で全ての文章をおこして職場皆で目を通し、可能なところから今後に生かせるよう努力してまいります。週末の貴重なご時間にご来園頂きまして誠にありがとうございました。