第1250回 在校生の様々な通学事情

2016年1月23日

昨日実施された合唱コンクールの感動については、来週月曜日の通信でお伝えいたします。

今日は、生徒達の通学について述べたいと思います。本校には在校生が1100名以上います。中高一貫校としてそれなりの規模の学校といえるでしょう。

そして在校生諸君が本当に様々な広い地域から湘南学園へ通ってくれていることに、いつも感謝の気持ちを持っています。徒歩や自転車で学園へ直行できる生徒達もいますが、電車やバスに乗って通学する生徒達が多数派です。

 

登下校の途中で在校生によく話しかけます。“どこから通っているの”から尋ねてみます。生徒の最寄り駅を知り、そこから自宅まではどうか(徒歩・自転車・バス等)を聞いてみます。遠方のためお母様等のお車で往復してもらうケースもあります。

本校の教員を長く勤める中で、多数の駅の周辺やお住まいの地域に関する断片的な情報はそれなりに増えてきました。それも引き出しに話題が広がることも多いのが嬉しいです。鉄道路線に詳しくなり、全線の駅をそらんじて驚かれることもあります。話題は学校のこと、クラスや授業の様子、部活動や行事や趣味のこと、将来の進学目標などいろいろ話せる機会があります。

 

改めて、生徒達の通学ルートは実に様々だなあと驚かされます。私立学校ゆえの広がりはすごいものです。

乗り換えが多くて、自宅の最寄り駅や最寄りバス停から予定より1本遅れると乗り換えに時間がかさみ、遅刻しやすい事情もあります。そこで遠距離通学の在校生は、早めに家を出て早めに学校に着くのが一般的になることも理解されます。

何よりも安全な通学を祈りながら、それぞれの日々の通学が、友達との語らいや「すきま時間」の有効利用にも恵まれることを祈っています。