第1271回 湘南学園の立地する鵠沼地域

2016年2月25日

湘南学園は、藤沢市南部の「鵠沼」地域に立地しています。
地名の由来は、昔この辺りに沼が多くあり、鵠(くぐい)が多くやって来たことによると言われています。東に境川、西に引地川があり、南は相模湾に面しています。閑静な高級住宅街として知られた地域です。鉄道では小田急江ノ島線の「鵠沼海岸」駅と「本鵠沼」駅、そして江ノ電の「鵠沼」駅があります。

 

本校は上記の3つの駅からいずれも徒歩8分ほどで行くことが出来ます。鵠沼海岸駅と鵠沼駅は在校生の乗降指定駅になっており、通学路に信号がない利便も特筆できるでしょう。
この界隈は大きなお邸や素適なお宅が多いことでも知られています。花や緑の本当に豊かな地域で歩いていると、気持ちが癒やされます。ただ路地の狭いことも特徴で、ずっと歩き廻るとどこにいるのか判らなくなることがあります。徒歩や自動車で初めて訪れる人達は、道に迷うことも多いと思われます。

 

最近目につく変化があります。この地域でも世代交代が進んでいるのが一因と思われますが、住宅の建て替えが頻繁になっています。歴史を感じさせる大きなお邸が急になくなって、新しい住宅がいくつも建設される光景です。
毎朝の登校で在校生の目にとまり、ここも変わるんだねと話題にもなっているようです。こんな閑静な地域に新たにお住まいになられるのは羨ましくもありますが、自分には届かない感も強いです。この地域で80年以上運営されてきた伝統ある私学としての責任を改めて感じるものです。