第1285回 湘南の知性輝く気品高い学園生を目指して

2016年4月8日

 このところの花冷えのせいもあり、桜花は未だ色あせず私たちの目を楽しませてくれています。卯月を代表する他の春の花々、菜の花の黄色やダイコンの花の紫色も目に映える季節の到来となりました。皆様におかれましては、ご家庭での慶事を含めて吉兆を感じさせる季節の到来、お慶び申し上げます。
 
 この4月より、山田明彦前校長先生からバトンをつなぎました、新校長の榎本勝己と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。3月まで同一法人湘南学園小学校の校長を2年間にわたり務めてきました。それ以前は私立大学付属中学校・高等学校の学校長並びに大学理事の経験を有します。中等教育、高等教育そして初等教育に携わったその経験を十全に生かし、幼小中高を併せ持つ総合学園としての湘南学園を、建学の精神を基調に、とりわけ湘南学園中学校高等学校を軸にした連携・接続・一貫の視点から、湘南学園教育100年にむけた総合的発展を教職員と共に目指します。
 
 現在ユネスコスクールの認定を得てESD(持続可能な開発のための教育)に取り組み、また湘南学園グローバル教育推進をSGHアソシエイト校の立場からの発信等を通じて、協力と協同、関係づくりを重視した質の高い教育研究・教育実践の取り組みに微力を尽くしたいと考えています。
 
 ちょうど2年前の2014年4月、湘南学園小学校に校長として着任するにあたり、ここ湘南・鵠沼の地への想いを書かせていただきました。「私自身、学生時代の1年間を、大学時代の恩師の『書生』として鎌倉山で過ごす機会を得ました。眼下には江ノ島が、西には湘南海岸が伊豆半島に弓なりに続き、その彼方に富士山が偉容を誇る姿は、今でも忘れられない景観として印象深く記憶しています。いまここ鵠沼松が岡の地に立ってみると、かつて鎌倉山から見た湘南の風景の中にあり、何かご縁を感じました。」いま、中高エリアにある校長室の窓越しに湘南の抜けるような青空を眺めながら、改めてそうした想いを強くしています。
 
 本日は2016年度湘南学園中学校の入学式、明日は始業式、対面式そして新入生歓迎集会と続きます。
 
 皆様にはこれからの湘南学園中学校高等学校の取り組みの一つひとつを注視いただけると幸いです。これをもちまして校長就任にあたってのご挨拶といたします。

 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。