第517回 本日から前期期末試験がスタート

2012年9月10日

 今年の9月は、一昨年を思い起こさせる厳しい残暑が続いています。この季節は出張で学外に出る日も多いのですが、薄着でも汗びっしょりになります。涼しい夜にはホッとします。早朝にまでセミの合唱を聴き、続いて秋の虫の音に接することがあります。「秋よ来い♪早く来い♪」と歌い替えたい日々です。

 前期期末試験が、いよいよ本日からスタートしました。今週の金曜日まで、中学も高校も5日間連続で諸科目の試験が行われます。中学1年の例をとると、毎日2つずつで10科目あります。50分の試験が8つ、30分の試験が2つでした。高校では80分の科目もいくつかあります。
 試験の終了後は、各学年の生徒諸君がそれぞれ一斉下校するため、中高教員のほぼ全員で下校指導を行います。学校前から最寄り駅の周辺までいくつものポイントに分かれて、下校する生徒達に声をかけます。一般の皆様に迷惑が少なくなるように努めます。中にはしばらく学校に残って勉強していく諸君もいますが、あまり遅くならないように声をかけています。

 さて本日午後には、湘南学園中高の学内研修会を行います。
 教員全体で「湘南学園と鵠沼海岸のあゆみ」と題する講演を聞きます。講師の先生は内藤喜嗣氏です。内藤先生は湘南学園の歴史と資料に関して、また学園と鵠沼の地域との関わりの歩みについて、最もお詳しい同窓生のお一人です。これまでも全学の周年行事や学園祭、中高の特活(総合学習)でも多大なご協力をいただいてきた大切な方でいらしゃいます。
 今回の研修会のために、詳細で興味深い資料プリントを、お時間をかけて準備して下さいました。湘南学園の草創期のドラマやこの地域で活躍した各界の著名人のことなどを伺い、学園教員としての基礎知識を豊かにし、本校のスクール・アイデンティティに対する共通認識を深めたいと思います。そして今後の教育活動の企画や組み込みを探っていきたいと考えます。