第508回 授業最終日~明日から個別面談期間へ

2012年7月18日

 今日は、夏休み前の授業最終日にあたります。
 3校時までが授業ですが、4つの学年では「特活」の時間も組み込んでいます。また恒例の生徒による詳細な「授業評価アンケート」が、全学年で実施されます。しめくくりで「夏休み前全校集会」や「大掃除」が行われます。

 明日からは、個別面談期間が3日間設定されています。この新年度になってからの、生徒諸君一人ひとりの学校生活の様子や学習・成績について、また夏休みのスケジュールの確認、過ごし方のポイント、これからの課題について、担任の先生からお話をいたします。保護者や生徒本人からは、ふだんの家庭での様子やこれからの予定と希望について話していただきます。生徒一人ひとりの現状を踏まえて、保護者だけとの「二者面談」にするか、本人も入っての「三者面談」にするかは、担任の判断やご家庭の意向を受けて選んでいます。

 お一人15~20分くらいが基本ですが、個々の生徒によっては1時間以上の長い懇談になることもあります。成績の面でこれからの進学や進級が心配される場合には、学校よりお話をさせていただく場合もあります。この3日間だけでは全ての保護者の方々と面談するのが難しく、その前後の期間にも広げて面談を組んでいる担任の先生方もいます。

 生徒諸君には、この時期は何よりも、これから始まる長い夏休みに向けて、「この夏休みを、新たな毎日を大切に、いろいろしっかり取り組んでいこう!」という決意を固めて欲しいと思います。
 かくいう私も生徒~学生の時代には、夏休みの過ごし方が下手でした。計画したように進め
られず、後半に焦りや後悔が重なることがありました。教訓として、夏休みは“午前中”と“前半”が勝負だと思われます。悔いの少ない、実りの多い夏休みにしていただきたいです。
 東日本大震災と福島原発事故の深い影響は、日本の社会をおおい続けています。猛暑の中でもさまざまな復興や援助の努力が続けられていきます。社会の動きにも広く目を向けながら、9月10日からの前期期末試験も意識して、この夏休みには勉学には特に燃えて、チャレンジして欲しいと願っています。
 さてこの『校長通信』は、今年度も登校日には毎日発信しております。明日からは夏休み入りを受けてお休みさせていただきます。
 通算で500号を越えましたが、拙い通信を熱心に読んでいただきまして、誠にありがとうございます。ご感想やご意見などありましたら、ぜひお寄せくださいませ。
 8月31日からまた再開いたします。節電の努力が引き続き重要な中で、猛暑から心身を守る課題は切実なものです。皆様それぞれに、ご健康で充実した夏休みを過ごされますようにお祈りいたします。