第359回 日曜日をはさむ、今回の定期試験

2011年12月2日

 真冬のような寒さがきました。登校中の生徒達もマフラーやコートが必要です。でもそれらを身につけずに登校する諸君もいます。「大丈夫なの」とたずねると「まったく平気ですよ」と返事されます。その若さがうらやましくも思います。

 「サザンカ=山茶花」は、晩秋から冬にかけて咲きます。花の少ない時期に咲いてくれるサザンカは、貴重な「ツバキ科」の常緑高木です。寒さに強いとはいえ、日本は自生地としては北限にあたるそうです。
 ♪さざんか、さざんか、咲いた道・・・・・・♪と、童謡の『たきび』に出てくるのが最初の連想です。演歌にも好まれます。桃、赤、白と花の色も多彩であり、葉っぱがギザギザしていて花弁がバラバラと散るのが、「ツバキ」との見分けになるそうです。
 学園のある鵠沼の住宅街でも私の住む地域でも、サザンカは寒
さ到来に慣れない通行人を慰めてくれます。11月から主役になるすてきな花です。

 さて、今日は試験の第2日目です。今回の後期中間試験は、週末をはさんで中学が4日間、高校が5日間のスケジュールです。通常の定期試験は、月曜日スタートで金曜日(中間試験の中学は木曜日)までで組むことがほとんどですが、その年のカレンダーの都合で、こうして土日をはさむ試験を設けざるを得ない場合もあります。

 生徒諸君にとっては、定期試験が「前半」と「後半」に分かれた設定の中で、復習準備の時間配分や気持ちの維持の上で、新たな心掛けも必要となることでしょう。今回の設定を生かし切る周到な準備に徹してほしいものです。