第371回 第4回韓国セミナー~説明会を明日実施

2011年12月16日

 韓国は日本のお隣の国です。年々韓流ブームは高まるばかりであり、音楽や映画、ファッションやグルメなど韓国の諸文化はますます私達の身近になってきました。またグローバル社会の中で、韓国は特に国際経済の世界で存在感を増しています。韓国産の電化製品や車などが市場を広げ、日本のメーカーにとって強力なライバルとなっています。関連して韓国の学校では英語の教育に力を入れており、日本の立ち後れを感じさせられるほどです。

 湘南学園中高では、中2~高2の生徒達を対象に韓国セミナーを実施しています。来春3月の春休み期間に「第4回韓国セミナー」を実施いたします。
 前回の第3回は、その前に起きた北朝鮮による砲撃事件で南北関係が一時緊張を強める情勢に直面しました。その後の現地の情勢や他校の判断なども考慮した上で実施を確認しました。しかも東日本大震災直後での実施となりました。

 到着した国際空港では、空港スタッフが「がんばれ!日本」のたすきを掛けて業務にあたられる光景やあちこちに貼られた「がんばれ!日本」の横断幕に迎えられ、セミナー参加者一行の感動を呼びました。また訪問したビジネス高校の校舎入口には立て看板に大震災被災地の大きな写真が何枚も掲示され、学校をあげて募金活動に取り組んでくれていました。さらに授業を受ける教室などにも同様の横断幕や歓迎のポスターが飾られ、手厚いもてなしを受けました。
 「お隣近所の付き合いが地域の人間関係づくりの起点であるように、最も近い隣国の間の交流は平和な国際社会形成の第一歩である」と、引率した先生は深く実感したそうです。

 韓国セミナーでは、現地でのホームステイの体験を軸に、ミュージカル鑑賞や慶福ビジネス高校との交流、オドゥサン統一展望台の見学やソウル大学の訪問など多彩なスケジュールが待っています。
 美味しい韓国料理を味わい、「日本と似ているようでいろいろ違う」韓国のさまざまな文化や街の様子に驚くことでしょう。また勉強も自己主張もエネルギッシュな韓国の若者達と出会って、同世代の活力に刺激を受けることでしょう。ハングル語や英語をこれからもっと勉強しようと決心することも期待されます。
 明日、その説明会を実施いたします。学園の国際教育の一環で、「近隣アジアへの第一歩」として始めたこの機会を利用して、ひとりでも多くの皆さんにこの「韓国セミナー」に参加して欲しいと念願しています。