第311回 高校3年生のテーブルマナー実習

2011年9月28日

 秋が一番!とよく思います。さわやかな秋晴れは気持ち良く、食欲も増します。夜は虫の声に心が和みます。秋こそゆっくり長持ちして欲しいものです。

 さて今日は、前期の成績処理の関係により、午後からの登校で学園祭の準備に入ります。
 高校3年生は、学園祭には直接参加せず、せまる大学受験へ向けて各自勉学に専念します。ただし例年この期間に、高3の家庭科の授業の一環で「テーブルマナー実習」を受講します。

 今年度も明日、横浜駅前の「横浜ベイシェトランホテル」の大きな一間をお借りして、本格的な洋風料理を介したテーブルマナーを受講します。
 立派な会場で各自指定席に着席します。少し緊張して、せっかくの高級料理をリラックスして味わう余裕のない諸君もいるでしょうか。
 生徒達にはテキストを復習して既習したマナーを十分活かし、高校生として恥ずかしくない振る舞いをするよう指導されています。期末試験で扱った内容を実習に重点的に盛りこんでもらう工夫もして頂いています。

 家庭科の坂元先生に伺うと、ほぼ学年全員が出席しますが、いくつもの学校がここを利用している中で、学園の生徒さんは一番熱心に質問されますよ、とのご指摘も頂くそうです。嬉しいお話です。
 高3生は、近い将来に社会人となる年齢です。様々な場や機会で適切なマナーや作法を身につけておくことがいずれ求められます。そのため本校では家庭科の授業を中心に、作法やマナーに関する体験実習の機会を、校内や校外で積極的に設定しています。