第1397回 半田義美先生をご紹介

2018年11月23日

本日は、半田義美先生をご紹介します。

 

担当教科:技術・数学

担当学年:中学1年生(技術)、3年生(技術)、高校2年生(数学Ⅱ)

教員歴:横浜市立中学校、県立高等学校、専門学校、私立高等学校等

39年目

出身地:横浜市

 

中学1年生の半田教室にお邪魔しました。

本日の授業のテーマは「理想の私の部屋をデザインしよう」でした。

 

「さあ、では自分の好きな部屋を考えてみよう!」・・・と、笑顔たっぷりで半田先生の授業が始まりました。

 

「先生、ここはどうやるんですか?」

「わからないんだけど・・・」と、次々に先生への質問が飛び出します。

 

半田先生の対応・・・

 

一人ひとり、その生徒との絶妙な間合いをとりながら・・・・

 

ユーモアたっぷりに・・・・でも丁寧に・・・

 

半田先生に話しかけられる生徒は、みな笑顔になっていきます。

 

とても魅力のある先生・・・

 

半田先生の魅力を一言でいうと、「」。

 

酸いも甘いも嚙み分けて・・・

人としての温かさが滲み出ているような・・・

 

生徒の心が解放されて、伸び伸びとしていくのが分かります。

 

このように生徒の心をゆったりとさせる秘密は一体何なのだろう?・・・・

 

半田先生の「味」は、どこから来るのだろう?・・・・

 

一つ、確かなことがありました。

 

それは、「半田先生が、生徒と共有する時間を楽しんでいる」ということでした。

「とにかく今、この時間が楽しいのだ」

「生徒と関わるのが楽しい」・・・という気持ちが伝わってくるわけです。

 

 

私たち教師は昔、・・・・実は、半田先生のような教師像を思い描いて、「教職に就きたい!」と思ったのではないか。

「とにかく生徒と接する時間が楽しい・・・」そんな教員生活を夢に見ていたのではないか・・・。

 

 

 

半田先生の生徒を見つめる目には「温かさ」が溢れていました。

 

注がれている温かいものが、生徒の心を温めていたのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、インタビューの内容です。

木下:湘南学園の生徒の印象をお聞かせください。

半田先生持ち味は、優しさですね。こちらが困っていると協力してくれるなど、本当に優しいですね。これは高校生でも中学生でも同じですね。優しく育てられてきたというのが分かります。ある意味では「怖いもの知らず」ですね(笑)。

 

木下:これまでの長い教員生活を通じて生徒に伝えてきたことは、どのようなことですか。

半田先生:「人を好きになれ」ということのみです。とにかくそれを生徒諸君に求めてきました。私も生徒が好きですし、とにかく可愛くてしょうがない。あと湘南学園の生徒は、大きいですね。足も長い(笑)。心も体も素直にすくすくと育ってきたという感じですね。

 

木下:これからの目標をお聞かせください。

半田先生:ずっと(教育に)携わっていきたいと思いますね。とにかく生徒に関わっていたいと思います。いまは、カウンセリングの勉強と日本語教師になる勉強をしています。知り合いで80歳になるのにまだ、現役の方がいて、「60歳というのは、まだまだこれからだ」と言われてしまいますので頑張らねばと思いますね(笑)。