第1490回 リーダーシップってなんだ?

2022年6月27日

 先日、放課後の時間を使って「リーダーシップってなんだ?」と題したワークショップが開かれました。講師としてお迎えしたのは、リーダーシップ研究とその実践に長くたずさわっておられる水上雅人先生。本校からは中1から高2までの希望者10数名が参加しました。

リーダーシップというと、数多くの人々をまとめ、引っ張っていく立場にある人が発揮するものといったイメージがありますが、水上先生によれば「人が2人以上いれば、リーダーシップが必要になる。しかも、それは『特別な人が持っている特別な能力』などではなく、『誰もが実践することができる行動』なのだ」ということです。

 ワークショップでは、ある高校生の部活内での事例をもとに、ケースワーク的によりよいリーダーシップについて小グループに分かれて検討しました。参加した生徒の皆さんからも積極的に発言があり、相手への共感や的確な状況判断が大切なのではないか、といったするどい指摘も見られました。

最後には、小グループごとにそれぞれの人たちへの「ギフト」として、「今日とっても良かった点」と「これからもっと伸ばしていって欲しい点」をお互いに紙に書いて交換し合い、2時間あまりにわたる有意義な時間をいい形でしめくくることができたのではないかと思います。

水上先生、貴重な機会をいただき、ありがとうございました!