第629回 学年末試験の到来まであと1週間

2013年2月25日

 この2月は寒さが長く続きました。花粉症の出方がその分抑えられたのは救いだったでしょうか。春めく日々の訪れを待ちわびています。

 さて、今年度最後の定期試験にあたる「後期期末試験」=「学年末試験」は、あと1週間後にせまりました。来週の3月4日から始まります。
 今日からはクラブ活動も規制されます。朝のクラス自習や放課後の学習会・補習など、特に中学の各学年では試験直前のサポート体制がとられます。たとえば中1では、朝は各教室で自習と各教科の質問対応、放課後は2教科ずつ担当教員の質問時間が設けられています。校舎のあちらこちらで、ひとり黙々とまたは友だちと共に勉強する高校生や中学生の姿が増えていきます。

 学年末試験は、これまでの定期試験の反省を生かした、入念な準備が求められます。「自己ベスト」を目指す気持ちで総点検に立ち向かって欲しいものです。教科の勉強は、まず「小さなパーフェクト」の積み上げが大切です。小テストや単元テストで満点をめざす姿勢が足腰を鍛えます。次に一定の試験範囲を持つ定期試験で「より広いパーフェクト」をめざす努力を重ねて実力が蓄えられていきます。
 そして将来には大学受験という大きな関門が待っています。各科目の「全範囲」が対象となる全国版実力テストです。現在の努力の積み上げは、そこでの達成度にもつながっていきます。
 高校3年生の諸君は、いま私大受験の最終盤、国公立試験シーズンに入る正念場でたたかっています。この間教員室には次々と朗報が入ってきています。来月には、あとへ続く高校2年生を対象とした「合格体験講演会」が設けられることも決まっています。