湘南学園中高の海外セミナーは、カナダ、オーストラリア、韓国、イングランドと、各大陸にまたがるプログラムに拡充してきました。その中で韓国へは、従来の「韓国セミナ－」に加えて、昨年度から「韓国英語村ツアー」もスタートさせています。本年度は第２回になりますが、今回から中学２年生と中学１年生に加わる形で、学園小学校の６年生・５年生・４年生の参加者も募ることになりました。

　現在の国際社会経済で、中国、インド、韓国、シンガポールなどアジアの新興国の経済成長と海外進出はめざましいばかりです。特に韓国は、グローバル経済の中で家電や造船など諸分野で国際競争力を高めており、先行した日本をしのぐ分野も出てきました。若者達の海外留学も日本よりはるかに熱心ですし、国をあげて英語力の向上を図る努力も圧倒的です。
　その一環として全国約３０か所に「英語村」を設け、英語教育の徹底に生かしていますが、その一部を日本にも開放してくれています。

　そこは空港・郵便局・商店・警察署など様々な社会施設のシチュエーションが用意され、各場面で使える英語を小学生や中学生が楽しみながら学べる施設となっています。セキュリティーも万全で、そこで缶詰になって英語キャンプを行うイメージで英語体験に専念できるのです。

　昨年夏の第１回には、定員を相当に上回るご応募を頂き、抽選にはずれた方々には別日程のツアーを紹介する経緯となり、申し訳ない思いが残りました。今回は対象枠を学園小高学年の児童にも広げて、大勢の皆さんの参加ご応募に応えられる設定にしています。
　昨年参加した人たちは、韓国の同世代と英語で交流できた刺激もあり、その後の英語の勉強に大いにはずみがついたようです。現時点で英語が得意な生徒も、まだ始めたばかりでそうでない生徒も、このツアーに参加して英会話の楽しさを体感し、学習意欲を思いきり高めてもらえればと期待しています。

　「アジアで急成長を遂げる韓国で」、「英語圏の日常生活を体験しながら」、「使える英語をいっぱい学んでグローバルな関心を広げる！」～このツアーの位置づけです。今年度は８月１３日～１６日の３泊４日で行い、参加費用は約１５万円、施設はソウル市内の定評ある英語村です。本日午後に中高ホールにて、説明会を実施いたします。