高校3年生第1回総合探究講演会

2025年5月9日

5月8日(木)①②校時に総合探究講演会が本校アリーナで行われました。総合探究委員会のメンバーを中心に準備・運営にあたりました。
 今年の高校3年生のテーマは
「わたしの望む未来について、持続可能な社会の発展を視野に入れて」
 〜これまでの総合学習の学びをふまえ、考えられる未来を創造しよう〜 です。
 高校3年生が4年制大学を卒業するころの2030年には高齢化にともなう人口の減少が顕在化すると考えられています。このようなことが予想される社会の変化の中で、実際に社会の一線で活躍されている方をお招きし、自分らしさや将来の生き方について、一緒に考える機会をつくります。そして、それぞれの生徒が主体的に「自分たちの望む未来について考えてみる」ことが高校3年生の総合的な探究の時間のねらいとなります。
 今回の講演は、高齢化社会をむかえているわが国の社会課題について、藤沢市民活動推進機構プロジェクトマネージャーの五十嵐めぐみ氏をお招きし、「人口減少社会を超える〜地域の連携で描くSDGsの未来」という演題で行いました。大学卒業後の就職氷河期時代のお話から、企業に就職したころ、そして出産を機会に会社を辞めることに至ったお話し、そして、さまざまな人との出会いを通して、現在のNPO活動に活躍の場が変わっていったことを語っていただきました。
 そして、地方を中心に深刻な高齢化が進んでいる事例や、そんな中で専門であるメタバースを通しての活動などの話をしていただきました。
 7月5日(土)には、今回の講演を受けて、教育、防災・復興、自然環境・資源、伝統文化、健康・医療・福祉、法律の6分野に分かれて講演会を行い、一緒にこれからの社会について考え、自分の将来と結びつけていく機会を設ける予定です。