中3オーストラリア研修旅行2日目の報告その1

2025年11月10日

 湘南学園生が搭乗したジェットスターJQ10便は、予定よりも少し早くブリスベン国際空港に到着しました。しかし、韓国からの便との到着が重なり、入国審査場に入る前の免税店売り場のあたりから長蛇の列となり、最終的に税関を抜けるまでにかなりの時間を要してしまいました。そこで、予定していたスーパーマーケットでの時間調整に加えて、残念ながらマウント・クーサ展望台もスルーして、ローパイン・コアラ・サンクチュアリという名のオーストラリア原産の動物達を集めた動物園に空港から直接向かうことになりました。

 南半球のここブリスベンの気候は、日本とは真逆の初夏の陽気で、早朝に雨が降っていたものの、私達がこの動物園に着く頃には、雨はすっかり上がり、暖かい夏の日差しが眩しい過ごし易い天気となりました。生徒達は、ここで班別自由行動となり、カンガルーに餌付けをしたり、ユーカリの木の枝の上で暮らすコアラを間近に見たり、ウォンバット、カモノハシ、タスマニアデビルやダチョウに次ぐ大きさの飛べない鳥であるエミューなどに触れることが出来ました。

 また、昼食後に、隣の席に座った外国人老夫婦に英語で挨拶したことをきっかけに、色々と話を聞くことが出来て、日本の九州にも延べ2年程暮らし、アフリカに行ってシマウマや象などの治療もしたことがあるオハイオ州出身のアメリカ人獣医さん夫婦と出会うことが出来た生徒達もいました。

 オーストラリアで、英語に囲まれた旅行は、こうして幕を上げました。