東京大学学生団体「Aile」とのコラボ展示&ワークショップ

2026年3月10日

3月8日は国連が定める「国際女性デー(International Women’s Day)」です。図書室では、「生理の負がない世界」を目指し活動する東京大学の学生団体「Aile for Period」の学生さん達とコラボし、展示特集を作成しました。

まず、図書委員会の生徒達で『生理をめぐる経費』について調べ、『そのお金を別のことに使えたら何をしたいか』校内調査を行いました。例えば、平均で月4000円ほどかかるとすると、1年間で人気のゲーム機を購入することができます。さらに40年間(月経がある期間)払い続けると総額は200万円にもなることが分かり、「それだけの金額があったら大学の学費が払えるじゃん!」「投資や起業に充てることが出来たら、もっと可能性が広がるのに…」と男子も女子も驚愕していました。

展示作業当日は、学生のみなさんと協力して生理用品の実物を展示したり、関連図書のPOPを作成しました。男子も女子も一緒に作業する中で「この昼用夜用って何が違うの?」「16歳以上の献血量が200mlだから、ひと月140mlの経血を失えば、そりゃあ貧血にもなるよね…」と自然に会話が弾みました。

作業後は茶話会を行い、日頃感じていることや学校生活での困りごとについて語り合いました。「男子側からすると聞きにくいことけど、どう対応したらいいのかは知りたい」「大人に事情を理解してもらえないときが一番しんどい…」「テーマ的にどうしても硬い内容になりがちだから、もっと気軽に、それでいてふざけず学べる方法を考えるべき」等々、さまざまな意見が出て盛り上がりました。

『生理の貧困』という言葉は広く知られるようになりましたが、今回のワークショップを通じて、より具体的に問題を実感することができました。また、みなで気軽に話し合うことで、漠然と感じていた不安や不満が和らぎ、「もっと世の中変わるべきだよね!」と子ども達が笑いあっているのが印象的でした。学園生ならではの明朗さ、そして何よりも大学生のみなさんが、とても穏やかに優しく導いてくれたおかげだと思います。改めて「Aile」のみなさんにお礼を申し上げます。