カナダセミナー3日目の報告 その2

2026年7月27日

 今日の午後からの活動は、午前中のレッスンを活かした “Community Tour” です。ヴィッキー先生は、湘南学園生がカナダに来る前から、地元エアドリーで訪れるお勧めのスポットを色々とお考えになって頂いていたようです!

今回のカナダセミナーでは、地元でよく見かける黄色いかわいいスクールバスを御手配頂き、現地学校から比較的離れた場所までスクールバスに乗って、幾つかの名所を巡ることができるようになりました。生徒たちにとっては、ダイソーなどの “日本の百均” にあたる “ダララマ(Dallarama)” での買い物体験などをとても楽しみにしていたようでしたが、まずは地元地域でのお勧めの見学場所をいくつか訪れてみることになりました。

 

 まず初めに訪れた場所が、現地学校からスクールバスで5分ほどのところにある “City Hall” (「市役所」)です。ここでは、地元エアドリーで議会のようにして使われている市民のための議場を見学させて頂き、担当者による使用目的などを説明して頂いた後、生徒たちは三日月状になった議席に座らせて頂き、記念写真を撮ることができました。引率教員の渡邉教諭はというと、我先にと言わんばかりに真っ先に中央の市長席を確保。生徒たちのことはそっちのけの様子で、にんまりと満足げな姿で記念撮影していました。きっと将来のエアドリー市長である自らの姿を勝手に妄想し満足していたようです。

 

 次に訪れたのは、City Hall から歩いて数分のところにある “エアドリー・パブリック・ライブラリー” です。市民の公共図書館でありながら、さながら憩いの場所とも言えるとても落ち着きとアットホーム感のある複合施設の建物です。入館すると前方にはゆったりと温かみを帯びた階段が緩やかに広がり、我々の気持ちを和やかにさせてくれます。館内には貸し出し用の本はもちろん、会議室や広々とした談話室のようなスペースも存在し、美術的な作品なども展示されています。また、図書館の庭には、カナダの先住民族が昔暮らしていたテントの骨組みの建造物が作られていたりしました。日本の図書館は、どこか静かで窮屈な印象も一部持たれがちですが、ここエアドリーの図書館の特徴は、日本の図書館のイメージとは一風異なり、木彫でデザインされた緩やかな階段があったりし、その段差のスペースにゆったりと座って休憩できるような作りにもなっていることが特徴的です。

 

 その後我々は、ここカナダでは誰もが日常的に利用する “Tim Hortons” と呼ばれるカフェで休憩することになりました。日本では “ミスド” や “スターバックス” のような人気店にあたります。生徒たちは、ヴィッキー先生からショッピング費用として、それぞれ5ドルずつ紙幣が渡され、好きなドリンクをそれぞれに注文してとても満足そうな様子で地元の味を堪能していました。特に引率教員二人が口をそろえてお勧めした “フローズン・レモネード” は、この夏の暑さと時差ぼけの身体にとても染みたようで好評ようでした。

 

 その後、我々がショッピングモールでの買い物の前に最後に立ち寄ったのは “Nose Creek Valley Museum” と呼ばれる地元の小さな博物館です。小さな博物館とは言え、その館内には、非常に興味深い動物の剥製や昔ながらのトラクターやクラシックカーといった実物大の展示物が数多くそのままの形で紹介されており、生徒たちもどの見学先でも飽きることなくコミュニティ・ツアー体験をすることができました。予想以上のプログラムの収穫となり、その成果は何よりもヴィッキー先生の地元愛の強さのお陰によるところが大きかったです。

 

 最後にお待ちかねのショッピングモールでの買い物の時間となりました。今回訪れたショッピングモールは、生徒たちが通う現地校からもバスで5分ほどの場所に位置するエアドリーの中心的なモールの一つです。静かな田舎町エアドリーの街中にあるモール街ですが、湘南 T-Site などのようなモール街をイメージして頂けると分かりやすいと思います。初めに地元でも有名なクッキー専門店の “crumbl” を訪れた後、当初はモールに点在するスーパーマーケットやアイスクリーム店、様々な雑貨や日常品が売られているドラッグストアなども巡る予定でしたが、時間もわずかとなってしまいました。そこで今回はカナダの百均の一つである “ダララマ(Dallarama)” に絞ってショッピングをすることになりました。さすがは買い物には目がない生徒たちです。疲れや時差ぼけはどこ吹く風。店内に入るやいなや、生徒たちは目の色を変えて時間を忘れながら異国の地の “百均ショップ” に没入していきました。生徒たちはそれぞれにどんなお土産を “ダララマ” で購入したのでしょう? ここは是非日本に帰国してからのお楽しみにしてみたいと思います(笑笑)。