オーストラリアセミナー 1・2日目

2014年7月22日

 7月20日(日)、ついに待ちに待ったオーストラリアセミナーへの出発の日がやって来ました。昨年度は、キャセイパシフィック航空を使って、香港経由でメルボルンに入りましたが、今回は、カンタス航空QF22便にてシドニー経由でメルボルンに向かいます。夕方の6時、成田空港第2ターミナルのIカウンターに参加生徒15名とお見送りの保護者の皆様が、元気な笑顔で集合しました。そして、今回は、急遽、ノックス校への中期留学の経験もある卒業生のみなと先輩が、私達に同行してくれることになりました。

 搭乗口82番ゲートの入り口で、搭乗直前の生徒達から、今の心境を伺うことが出来ましたので、それらを紹介しますね。

マサキ:「レッツ、カンガルー!」
 アヤ:「カンガルーを見たぁ~い!」
レイナ:「そうだ! オーストラリアに行こう!」
アキコ:「楽しみだな!」
リョウ:「コアラだっこしたい!」
サキコ:「わき汗ヤバイ!」
 ナナ:「レッツ、コアラ!」
シオン:「友達100人作って来まぁ~す!」
ナツホ:「イケメン彼氏作って来まぁ~す!」
 リン:「実感わかないな。」
 ルカ:「起きたら空の上! 東京バナナ!」
 ミサ:「飛行機恐いけど頑張ります!」
ミサト:「楽しんで来まぁ~す!」
 ユミ:「チョー楽しむ!」
ユイハ:「納豆バイバァ~イ!」


 夜の8時30分、僕達を乗せたシドニー行きの飛行機が、約10時間のフライトへと飛び立ちました。オーストラリアとの時差は1時間で、日本より1時間早い時間となります。現地時間の6時50分、予定よりも40分程早くシドニー空港に着いたのですが、何と出口付近の免税品売り場の当たりから、入国手続きのための長蛇の列が出来ており、空港は人人人人であふれかえっていました。スーツケース受け取りのベルトコンベアーの周りもとても混み合っていて、自分のスーツケースを見つけても取りに行けずに1周待つという場面もありました。また、残念なことに、成田ではしっかりときつく付けておいたはずのベルトがとれてなくなってしまった生徒もいました。すぐにカンタス航空のサービスカウンターにかけあったのですが、スーツケースの大幅な破損でない限り保証はしないとのことでした。確かに、ベルトをつけるのは日本人ぐらいで、かえって、ベルトのついたスーツケースは金持ちの日本人のものであるトレードマークとなるために、盗難にねらわれ易いとも聞いたことがあります。

 シドニーで国内線に乗り換えて、メルボルン空港へは、11時過ぎに到着しました。2010年度の第1回オーストラリアセミナーの際には、メルボルン空港でスーツケースが出て来ず、それらが別の空港に行ってしまった生徒が4名もいたので、無事に17個のスーツケースがそろった時には、少しばかりほっとしました。予定を変更して、昼食は、ノックス校へ向かう途中のファストフード店ではなく、空港内のフードコートで戴くことにしました。生徒達にとっては、オーストラリアドルを使っての買い物は、ユイハを除いてはみな初めてで、いろいろな人種の人々に囲まれながら、きっとオーストラリアに着いたことを実感しながら、お昼ご飯を楽しんだことと思います。

 バスは、一路ノックス校へ!『The Knox School』と大きくかかれたノックス校の校門をバスでくぐった時には、バスの中で「オ~!」という歓声が上がりました。駐車場のところでは、昨年度に日本にやって来たジョシュア君とピーター副学園長先生がお出迎えに来てくれて、校舎の入り口のところには、多くのノックス生が、僕達を迎える道をつくって待っていてくれました。『熱烈歓迎』を受けた生徒達は、皆緊張の中にも笑顔でいっぱいでした。ホストファミリーと出会うレセプション会場には、コーヒーや紅茶、ジュースやクッキーなどが用意されており、まずは、そこで軽くこれらを戴きながら、バディーやホストファミリーとの出会いを楽しみました。中でも、ユイハやミナト先輩は、なつかしいノックスの友人達と抱き合って再会の喜びをお互いに共有していました。

 少し経ってから、ティナ先生とケリー先生(お二方とも2回湘南学園にやって来たことがあります)の司会でホストファミリーやバディーが紹介され、どの生徒達も、恐らくどきどきしながらも、笑顔でそれぞれのホームステイ先へと手を引かれて行きました。今日から、本格的にメルボルンでの生活が始まります。セミナーに参加した生徒達には、ここでしか出来ない様々な経験をして、密度の濃い2週間を送ってもらいたいと願っています。

 頑張れ、湘南学園生!