カナダセミナー 3日目

2014年7月23日

ホストファミリー宅で2泊目を過ごした生徒達は、時差ボケが少し解消し、少しすっきりしたのか、笑顔で登校してきてくれました。

昨日は午後にエアドリー付近にあるCrossiron Millsというカナダ第2の規模を誇るショッピングモールにあるアウトドアショップをはじめとする、市内見学を行いました。ジープやボートなども販売され、体育館を何個もつなげたような大規模のショップには巨大な水槽や噴水まであり、実際に魚が泳いでいました。Main Streetでは様々な店、施設などを英語で何と言うかを確認しながら散策し、公園ではカナダ人のアシスタント達と鬼ごっこをしたり、和やかな午後を過ごしました。

 

要望を各家庭に届けることも私たち教員の役目です。カナダでは食事にチーズ・ミルク等乳製品が日本以上に多用されます。ある家庭では、夕食がピザとラザニア、そして朝食がコーンフレークとミルク、パンとクリームチーズ、昼食にもハムとチーズのサンドウィッチという具合だったようです。

確かにそれは我々にとってキツいですね。昨日はその食事についてのリクエストを出すことを授業が進行する裏で行っていたので、昨日のホストファミリーでの夕食は、少しは改善されたようです。生徒達が最低気温8度から最高気温27度と幅広い温度差に耐えられるよう、室温設定のリクエストや毛布を一応余分に準備するリクエストも行っておきました。

生徒自身からも、困ったことがあったら、ホストファミリーに積極的に依頼するように伝えました。失礼の無いようにどのように伝えるのかを一緒に考えることも良い英語の学習です。

 

今日のレッスンは自己紹介の後に、形容詞・前置詞の用法を練習しながら学習をしました。カナダの先生方は、実際に勤務される学校に英語の全く分からない移住者の生徒が転校してくることも多いとのことで、辛抱強く、かつ複雑なことを可能な限りシンプルに伝えてくれます。

Total Proficiency through Reading and Storytelling (TPRS) メソッドという方法を用い、ストーリーを作り、そこから動詞の機能を自然な形で覚えていく方法がとられている授業は、我々にとっても勉強になるものでした。

さて、本日は午後に、日本文化プレゼンテーションが始まります。カナダの先生方とアシスタント達は非常に楽しみにしてくれています。昼にはプレゼンの最終調整が行われます。生徒達が、勇気を出して大きな声で、日本の文化を伝えてくれたらいいなと願っています。