カナダセミナー 6日目

2014年7月29日

金曜日は学校での英語の授業ではなく、バンフ国立公園に行ってきました。

この日は、朝から肌寒く小雨模様のあいにくの天気で、いつもは9時に学校集合でしたが、今日は1時間早い8時に学校集合でした。みんな「ねむい〜」、「さむい〜」と言っていましたが、無事に全員が揃い出発できました(「ねむい〜」と言うことは、時差にもなれてきたのかなと思い、少しほっとしました)

バスの中では、生徒同士や一緒に行ったカナダ人の生徒と話したりして楽しく過ごしていました。
 
バンフ国立公園は、アルバータ州の西のカナディアンロッキーに位置します。その面積は6641平方キロメートルと、とても広大です(日本の四国の約3分の1もあるのです!)。その入り口までは、私たちが滞在しているエアドリーから車で1時間30分ほどかかりましたエアドリーの住宅街や街の景色とは全く異なり、山や森や湖の壮大な大自然がそこにはありました。
 
この国立公園には、高速道路が通っており、野生動物が車にひき殺されてしまうことが問題になったそうですが、動物用の立体交差路や地下道を作り、動物が道路に入らないような対策をとっているそうです。今回は野生動物をあまり見ることが出来ませんでしたが、この国立公園の生態系を維持する工夫を知ることが出来ました。
 
最初にLake Louise(レイク ルイーズ)と呼ばれる湖に到着しました。日本の湖とは水の色が異なり、エメラルド色をしています。曇りの天気でしたが、とてもきれいな色で、こども達も驚いていました。この湖は氷河から溶け出した水で出来ており、その水に含まれる岩粉によって、湖がエメラルド色に見えるそうです。

エアドリーより標高高く(標高は約1500m)、とても寒かったです。なんと気温は約7度!どうりで寒いわけです。観光に来ている人達もみんなジャケットを来ていました。
 

もう一つの湖を訪れた後は、Banff1(バンフ)の街に到着しました。この街は、この国立公園の中で中心的な観光地で、ホテル、レストラン、お土産屋等がたくさんありました。街のvisitor centerの人によると、この街には比較的日本人が多く住んでおり、人口の約5%近くいるそうです。街には日本食のレストランが数店あり、最初は日本人の観光客相手の商売をしているのかと思っていましたが、日本人が住んでいるのもその要因だと感じました。

子ども達は、Banffで自由行動をしました。お土産を買ったり、食べ物を買ったりと色々なお店に行っていました。みんな、それぞれ思い思いの時間を過ごしていました。BanffはLake Louiseに比べると、標高も若干低く天気も少し回復し、気温が高かったので、生徒にとっては動きやすかったと思います。自分たちで英語を使って買い物をしている姿は、とても頼もしく見えました。
 

明日からは、週末です。それぞれのホストファミリーと過ごします。
英語をどんどん使って、思い出になる週末を過ごしてほしいと思います。
 

週末の様子は第9日目記事と合わせてお届けします。