2015年度イングランドセミナー 5日目

2016年3月28日

 今日は、セントジェームズ校での研修の最終日でした。午前中は、EFLの英語の授業、午後は、フェアウェルパーティーでのスピーチや日本文化紹介プレゼンやパフォーマンスの準備、夜は、ホストファミリーを迎えてのフェアウェルパーティーが行われました。

 セントジェームズ生との交流も、お互いにずいぶんと打ち解けて来て、リセスの時間には、図書室でユイやリっちゃんが、何人もの生徒達に折り紙を教えたりしていました。ここでは、日本の扇子が爆発的に人気で、何人もの生徒達が、「私達にも扇子をもらえませんか?」と尋ねて来ました。(来年はもっとたくさん持って来なければなりませんね!)

 フェアウェルパーティーの司会者は、ダブルッチとポンちゃん。スピーチは、リっちゃんとサキがすべて英語でしっかりとやってくれました。英語でのプレゼンでは、エリカが『書道』を、フイカが『茶道』を、メグが『剣道』を、ルリが『漫画』を、ダブルッチが『アニメ』といった日本の文化を紹介してくれました。みんな工夫を凝らしてパワーポイントでプレゼンを作って来てくれていました。

 パフォーマンスは、準備の時間があまりなかったのですが、何とか仕上げることが出来ました。One Direction メドレーを歌い、ランニングマンやハイスクールミュージカルのダンス、日本のソーラン節の踊り、そして、コスモスの合唱と、4つのパフォーマンスをお世話になったホストファミリー、EFLの先生方、コーディネイターの方々に披露しました。皆さんにとても喜んで戴けたと思います。

 最後に、ジル先生とアンドリュー先生から、嬉しいコメントと修了証書を戴いて、フェアウェルパーティーを終えました。このひとときは、きっと生徒達の素敵な思い出の1ページになったことと思います。
 
 さて、今日、フェアウェルパーティーの前に、生徒達に、イングランドで過ごしたこの5日間をどのように感じているか聞いてみましたので、それらを少し紹介させ て戴きます。

エリカ:「ホストファミリーと初めて会った時は、とても緊張していました。英語が分かるかどうか不安でしたが、ホストファミリーが分かりやすくゆっくりと話してくれたので良かったです。セントジェームズ校では、いつもと違った授業を受けました。例えば、理科の授業では、水素の入った風船に火をつけて破裂させたり、数学の授業ではタブレットを使ってゲームをしながら計算をしたりしました。イギリスと日本では文化の違いがあります。例えば、家庭科の授業でお皿を洗う時に、イギリス人は石けんの泡をつけたままお皿をふいていました。セントジェームズ校での生活は、今日で終わりですが、毎日とても楽しかったです。この先も最後までイングランドセミナーを楽しみたいと思います!」

フミカ:「イギリスのご飯、悪くなかったです!(マーマイトを除く) セントジェームズ校は、公立なのに、日本の私立レベルの綺麗さと設備のすごさに驚きました。朝のHRでは、生徒が問題を作って出したりして日本ではあまりないなぁと感動しました。ホストファミリーはとてもフレンドリーで、私が嫌いな食べ物があっても、『人それぞれ嫌いなものがあるからいいのよ』と言って下さいました。日本食も食べて『おいしい!』と言ってくれて、こっちの人はみんな優しかったです! 初めての海外を満喫しました!」

 サキ:「初日よりも英語が聞き取れるようになった気がします。最初は、Yes, No, Thank you. しか言えなかったけど、少しは自分の意志が伝えられるようになりました! St.James は、本当に広くて、設備も良くて、湘南学園を思い出すと小さくて悲しくなっちゃいます…..。同じ学年の生徒・バディーはすごく大人っぽくて、さすが外国人だなと思いました。中学1年生くらいと子達とは、折り紙・扇子・風船でコミュニケーションをとることが出来ました!」

 メグ:「とても大変でしたが、とても楽しかったです。イギリスの学校は、とても広く綺麗です。とても広いのに、湘南学園の半分の生徒しかいないそうです。クラスの人数は15人程でした。私のバディーは、メリッサという子でした。メリッサはとても日本が大好きでした。また、『可愛い』『怖い』『大好き』など、とても上手に日本語を話してくれました。私は、St.James School で、英語の難しさを知りましたが、先生や友達に助けてもらい、とても楽しかったです!」

 他の生徒達の声も、後日紹介させて戴きます。