2016年度 ポーランド・リトアニアヒストリーツアー8・9日目

2016年8月27日

【8日目】
 朝、信州大学に留学経験を持つロヴェナ先生の勤務校であるアドギミモ小中学校に集合し、リトアニアの生徒さんたちと共に、ドルスキニンカイ市内の散策をしました。さすが保養地だあけあって、落ち着いた雰囲気の中、自然にも触れながらドルスキニンカイの街を堪能しました。
 その後、「ソビエト・パーク」に行きました。ここは、かつて、リトアニアがソ連邦のひとつであったことを彷彿とさせる場所です。リトアニア各地に建てられていたレーニン像は、1991年の独立の時に撤去されたのですが、それを集めて展示してあるのです。リトアニアのたどった苦難の歴史の一コマをみました。
 そして、最後は「アクア・パーク」に行きました。ウォータースライダーや流れるプール、ジャグジーなどがある施設です。リトアニアの人々に交じって3時間たっぷりと楽しみました。


【9日目】
 朝、アドギミモ小中学校に集合しました。あいにくの雨であったので、学校の体育館でリトアニアの生徒さんたちとバスケットボールをしました。リトアニアでバスケットボールといえば、「第二の宗教」などともいわれる、断トツで一番人気のスポーツです。リトアニアの生徒さんたちの動きはさすがに素晴らしいものがありました。しかし、湘南学園男子も負けてはいませんでした!

 その後、運よく天候が回復したため、リトアニアの伝統などを題材にした木彫り彫刻を展示した野外博物館に行きました。ある一人の彫刻家が彫った作品を展示した場所です。ここでも、森と切り離せない関係のある、リトアニアの文化の一端を見られたような気がします。
 そして、学校に戻り、ミニゴルフのゲームをしました。リトアニアの人々は、日本人の好むスポーツとしては、まずゴルフを思い浮かべるとのことです。その準備をしてくださったことに、我々をもてなしてくださる真心を感じ、改めて深く感謝した次第です。
 最後は、「ワン・パーク」というアスレチック施設に行きました。森の中の木々を利用したダイナミックな施設で、とても楽しい時間を送りました。

 重いテーマの多いこのスタディーツアーのなかで、保養地ドルスキニンカイでの日々は、リトアニアの人々と共に楽しむという時間も大切にしたものになっています。
 生徒たちの感想は、明日、ドルスキニンカイに別れを告げてから提出してもらうことになっています。