2017年度 オーストラリアセミナー6日目

2017年7月25日

 今朝は、土日の2日間のホストファミリーとの休日を終えて、生徒達がノックス校に戻って来ました。この土日は、おいなりさんやそうめんをステイ先で作ったり、仲の良いホストファミリー同士が集まってメルボルンの中心街に遊びに行ったり、ホストファミリーと一緒に動物園にカンガルーを見に行って楽しい時間を過ごせたようでした。
 
 今日からは月曜日が始まりました。1,2時間目はクッキングの授業があり、オーストラリアの伝統的なお菓子の「パブロバ」を作りました。パブロバは、メレンゲをオーブンで焼いて、その上に生クリームやフルーツを持ったお菓子です。メレンゲを作るところから始めて、卵の黄身と白身を分けるのに悪戦苦闘する生徒もいました。焼いたメレンゲの上には、イチゴとオーストラリア特産のキウィフルーツを切ったものとパッションフルーツのソースであえたものを乗せました。放課後に完成したパブロバを持って帰ったのでホストファミリーと一緒に食べたことでしょう。
 
 3時間目は、音楽の授業でした。今年度は「ボディーパーカッション」という手や膝をたたいたり、足で床を踏みならしてリズムを奏でるものを行いました。授業の始めはYoutubeで見本を見てから、音楽のニコ先生がやり方を教わりました。そして3つのグループに分かれて、それぞれが色々な意見を出しながら創作してオリジナルのボディーパーカッションを発表しました。どのグループも、様々なリズムを奏でていてとても面白かったです。
 
 お昼は、全員でFish&Chipsを食べました。Fish&Chipsは、もともとはイギリスの伝統料理です。かつてイギリスの流刑植民地であったオーストラリアでも昔から食べられています。イギリスでは鱈が使われるのですが、メルボルンのあるビクトリア州では鱈の代わりに「Gummy shark」と呼ばれる鮫が使われます。日本では鮫を食べる機会はなかなかありませんが、食感が柔らかく味もしっかりしていて美味しかったです。
 
 午後はオーストラリア人のスティーブン先生による合気道の授業でした。オーストラリアに来て、日本の古武道である合気道をオーストラリア人から教わるのは、生徒は何だか不思議な感覚だったと思いました。ですが、スティーブン先生の教え方もとても上手でした。授業の中でマットを敷いて「受け身」を習いました。ほとんどの生徒にとっては初めての経験で、なかなか上手く出来ないところもありましたが、みんなで楽しむことが出来ました。
 
 今日はノックス校での濃厚な1日となりました。明日は、メルボルンの中心街への遠足です。朝早い集合ですが、みんな気をつけて駅に集まって楽しい遠足になって欲しいと思います。