『異国文化滞在記』その二 ~カナダセミナー番外編~

2017年7月23日

 カナダセミナー第4日目となりました。セミナー参加生徒たちは、初めてのカナダでの休日をホストファミリーと迎えることとなり、引率教員もこれからの2日間は休日となります。
 
 本日は“地元カナダの食品店”をテーマに、滞在ホテル先から歩いて30分ほどにあるReal Canadian Superstoreを紹介致します。Real Canadian Superstoreは、日本で言うところの大型スーパーでイトーヨーカドーの食品売り場といったところでしようか。食品や商品の種類は日本とさほど変わりがないようですが、ホームステイ先を含め現地の人たちがどのような買物をしているのか参考までにご紹介致します。
 
 入店して間もなくすると、ありました!ありました!渡邉がよくお世話になるお弁当お惣菜コーナー。さすがにカナダ4日目にもなると肉食とサンドイッチ、そしてピザ文化などにも嫌気がさし始め、日本食に近いお弁当や野菜、フルーツといったものが恋しくなるものです。弁当コーナーを見て回ったところ、丼物や洋風弁当のようなものはありますが、どれも脂っこそうなものばかりでやたらbig size。その時発見‼︎ お寿司セットがあるではないですか‼︎‼︎ 値段もC$8.99(約700円)だったので、すかさず買物カゴへ投入。
 
 次に日頃の野菜不足もたたり、どうやら体の中は多くの繊維質を求めているようなので、野菜や果物が陳列されたコーナーに行ってみました。するとこれまたありました! 調理不要のパック詰めの野菜セットが‼︎ ただし、フルーツにいたってはパック詰めはやたら大き過ぎ。2日以内の消費期限でこんなに食べ切れるか‼︎と気持ちも多少キレながら、イチゴ、メロン、パイナップル、マンゴーの4種盛りのパック詰めを結局買うことにしました。
 
 店内を進みロブスターやカニが水槽に入って売られているコーナーを過ぎると、誘惑にかられてスイーツコーナーの前で足踏み状態です。ケーキは大好物なのですが、超ロングサイズそしてホールで丸ごと売られています。さすがに一人では食べ切れないので一端あきらめ、隣で売られていたクロワッサンのパックセットを買うことにしました。しかし未練を残したケーキコーナーにはやっぱりもう一度戻り、一つずつでは売られていないことを再確認した後、後髪を引かれる思いでその場から退散することにしました。
 
 買い出しも2回目ともなると会計はスムーズにいくものですね。今日のレジの店員さんは若い女性の人でした。支払いを済ませ商品を袋詰めする時には、荷物が多い姿を心配して、袋への詰め込みを快くわざわざ手伝ってくれました。やはりカナダ人はいい人達に間違えないようです‼︎ 帰り際にレジのお姉さんに Thank you very very much for your kindness. And you’re so beautiful! と投げかけ威勢良く店を去りましたが、帰路の途中最後の一言は余計だったのではないかと頭を悩ませることになりました。
 つづく。