第1回エンパワーメントアメリカセミナー 5日目

2017年8月17日

 このエンパワーメントセミナーは、ネイティヴの英語講師とスチゥーデント・リーダーズのサポートによる少人数制によるESL(= English as a Second Language)での英語学習を通じて、英語力を引き上げると共に、「自らチャレンジすること」や「仲間と協力して一緒に創り上げること」を育てることを目標としています。そういうわけで、ESLの授業では、パトリック先生の指示を聞いた後、グループ毎に、Let’s begin brain storming. とスチューデントリーダズの大学生が、学園生達に声をかけます。brain storming は、今、日本でも企業や大学などでとても大事にされている取り組みで、すでにカタカナ英語になりつつあります。この言葉は、「グループの中で思いつくままアイディアを出し合う問題解決法」という意味です。今日は、それぞれが、お気に入りの料理について、自分の意見を出し合い、そして、その理由について説明したり、それぞれの料理の ingredient「食材」を確認したりしながら、グループ毎に、一人一人の意見を share しました。そして、最後に、グループ毎にレストランを開設して、そこで出す meal「料理」や cost「値段」やその店の specialty「名物」を決めて、そのレストランを売り込むための flyer「チラシ」を作成しました。
 
 こうした自分達でブレインストーミングしながら、すでに決まった正解にたどり着くというのではなく、この世に存在しない答えを創り上げていく学習方法を通じて、ingredient や specialty や flyer などの英単語を身に付けていきます。そして、それぞれの flyer が出来上がったら、そのチラシの内容についての presentation をして、自分達が作ったレストランを世に売り出します。
 
 今日の午後は、カレッジ内の購買に出かけて行き、そこで、カレッジのロゴの入ったパーカーやTシャツや、あるいは、英語の本やスケジュール帳などをお土産として購入しながら、そこで売られている product「製品」についての advertisement「広告」を作る作業にも取り組みました。また、取引をする歳の negotiation「交渉」のやり方や、契約成立の際のかけ言葉である deal「契約」という言葉をロールプレイングを通じて学んだりもしました。オールイングリッシュでの合計6時間に及ぶ英語学習に、生徒達は、今日も一生懸命に取り組んでいました。