カナダセミナー第10日目

2018年8月1日

時が経つのは早いもので学校に登校して勉強するのは本日が最後になってしまいました。今朝は生徒たちが日本から用意してきた日本文化のプレゼンテーションをする日でした。カナダ各州のプレゼンテーションでもらった評価のうち強化しなければならない項目を意識して練習してきました。
 
朝プレゼンテーションをする前にまず口のエクササイズです。日本人が苦手なLとRの発音練習を中心にLaura先生と練習です。昨日はLとRが登場するローラ先生の名前を100回ほど言いました。本日は”red lether, yellow lether”を繰り返し言いました。これはLとRに加えTHも含まれているのでより難しいのです。生徒達は朝眠気からか声が出にくく、ローラ先生に”Oh my goodness are you sleeping?”と言われながら必死に口のエクササイズをしていました。
 
プレゼンテーションが始まると特定の単語の発音をかなり意識して言っているのがよくわかりました。
実は昨日、それぞれのグループがよく出てくる単語をリストアップして高校生アシスタントと繰り返し練習していました。

例えば、recommendやcupboardなどは日本人が読むと「リコメンドォ、カップボードォ」になってしまいますが、生徒達は「レコメンド、カッバード」のように本格的な発音に直すことができていました。
 
また、生徒達のプレゼンテーションはただ写真を見せて説明するだけでない工夫が隠されていました。忍者のプレゼンテーションをしたグループは手裏剣を配るパフォーマンスを。旅館についてのプレゼンテーションでは丹前を実際に着てみせるパフォーマンスを。クイズを入れて聴衆に手を挙げさせてみたり、相撲の紙の土俵を持ってきてやってみせたり、うちわを持ってきてみせたり、節分の鬼のお面を持ってきて見せたりしていました。
 
午後は3~4人グループで英語劇を作りました。なぜ今このタイミングで英語劇をするのかというと、カナダで学んだ経験をもとに英語劇を作って欲しいからです。英語劇には必ず3つ以上カナダについて学んだことを入れなければなりません。
 
また、台本はただ書くだけでなく

①誰が
②どこで
③何の問題があって
④どのように問題を解決したのか

の構造で作らなければなりません。
 
「あの角が生えた牛がいいんじゃない?」
「カナダのコーヒー屋さんの時の話にしよう。」など自分たちが教えたもらったことを一生懸命思い出しながら作っていました。

一部のグループでは、
「どうやって怪我したカウボーイをを病院に運ぶ?草原が動くことにする?」と言っていると高校生アシスタントは大爆笑。
「草原が動くんじゃなくてガチョウが空を飛ぶことにしたら?」とアドバイスをもらっていました。
 
・カウボーイが恋に落ちるファンタジー
・ティムホートンズで3杯のコーヒーを頼んだのに5杯きてしまった話
・ハイイログマに出会った時の対処法
・ビーバー(ネズミ科)一家が出かける話
・CPR(電車)と熊が戦う話
 
どれもクリエイティブな作品ばかりでした。電車と熊の戦いのシーンで思い切り衝突するシーンは教室にいるみんなが笑っていました。さすがこれまで一緒に何度もプレゼンテーションをしてきた仲間です。生徒達は全員の前でためらうことなく自己表現ができていました。



最後の登校日を締めくくるのは、ホストファミリーの方々を招いてのフェアウェルパーティーです。生徒達からは日本文化のプレゼンテーションと歌を披露しました。

プレゼンテーションは、午前にやったプレゼンテーションで特に良い評価をもらった「日本の旅館について」と「忍者について」のプレゼンテーションを生徒代表としてやってもらいました。ホームステイコーティネーターのニコールさんとクリスさんからは、それぞれのホストファミリーから送られてきた思い出の写真とお別れのメッセージを集めたスペシャルビデオを披露してもらいました。生徒達がそれだけホストファミリーの各家庭で愛を持って受け入れられているのかがわかる感動的なビデオでした。

生徒達がホストファミリーと過ごすのは今夜が最後です。明日は一体どんな別れになるのか想像しただけで涙が出そうです。