未来の教室#9【はじめてのstl】

2018年11月26日

いよいよアイデアスケッチに落とし込んだ『筆箱をアップグレードするアイテム』をカタチにするべく、
Tinkercadを用いたモデリングの実施となりました。それぞれが自分のペースで試行錯誤しながらの作業となります。

細部までこだわり尽くす生徒もいれば、アイデア勝負でサッパリとしたデザインの生徒など様々で面白いです。
何人かの生徒はアイテムを完成させ、はじめて『stl』データを提出し3Dプリントまで進みました。

生徒自ら
アイデアを出す / アイデアスケッチをする / モデリングする / 印刷をする
そんな体験から生まれた世界に一つだけのアイテムが印刷されている様子は我々を惹きつけるものがあります。

伝えたい、身につけて欲しいスキルは「3Dモデリング」や「デジタル工作機器の使い方」ではなく、
「アイデアをカタチにする力」であり「つくる側の視点」であることを
この体験から学んで欲しいと願っています。

主体性とは何か?
そのひとつの答えは「つくりたいものがある」ということだと生徒達を見ていて感じました。

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こちら現場から

【未来の教室:こちら現場から】湘南学園の高校一年生を対象に行なっている、経産省の「未来の教室」実証授業。100や1000の言葉よりも、アイデアを形にする一連の体験を自分でやりきる。まずは、身近なアイテムを作るという課題です。3回の授業が…

Global STEMさんの投稿 2018年10月13日土曜日