未来の教室#12【はじめてのレーザーカッター】

2019年1月17日

9月に搬入されたTrotec社のレーザーカッターをいよいよ授業で使う日がやってきました。
レーザー加工したサンプルを教室に置いていたことで、生徒達も「何ができるのか」ということの理解はスムーズだったように思います。

今回のデータ作成に用いたソフトはAdobe社のIllustratorです。
初心者にとっては難しく、扱いづらい部分も多いため「教える」
「教えすぎない」スタイルでの授業に挑戦しました。

Illustratorを初めて触る生徒達に対して実施することは「挑戦」でしたが、むしろIllustratorを「一斉授業スタイル」で教えることは非効率的だと感じていたので「教えない」というは必然だったのかもしれません。

生徒達はチュートリアル動画をiPadで閲覧しながら、Surfaceで作業をしました。
自分のペースで、隣の友人と一緒に、分からないところは教えあいながら・・・・
画像のトレースでは「ベクターデータ」「ラスターデータ」の違いを実践的に学びながら・・・

映像を利活用した授業スタイルの可能性を感じることができる時間となりました。
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本時の様子が紹介されています。
新しいものづくりがわかるメディア-fabccross
https://fabcross.jp/interview/20181205_fablab_kamakura.html
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レーザーカッターは3Dプリンタに比べて圧倒的にカタチになる時間が短いことが特徴です。
授業内にデータ作成から出力までできる生徒もいます。
この「手に取ることができる」ことこそ価値なのではないかと考えています。

デジタル工作機器の可能性を体感する50分。
生徒達は少しずつ「つくるひと」になってきています。

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Global STEM Facebook
2Dデザイン
https://www.facebook.com/globalstem/posts/2191325557557803