カナダセミナー第10日目

2019年7月31日

 どこまでも穏やかで居心地のよい朝、生徒は特別な思いでEcole Airdrie Middle Schoolに集合しました。カナダセミナー第10日目は事実上の最終日。先生、アシスタントの高校生、ホストファミリー、何より生徒にとって忘れられないとても大切な1日の始まりです。
 
午前中の英語研修は、日本文化のプレゼンテーションに向けた準備です。全体でプレゼンテーションのポイントを確認した後、グループでアシスタントの高校生と一緒に何度も練習と修正を繰り返しました。英語でのやりとりを通じて、少しずつ1つのものが仕上がっていきます。カナダセミナーの集大成として、両者の成功させたいという思いとアシスタントの高校生を含めたグループの一体感が伝わる時間となりました。
 
午後の英語研修は、いよいよ学園生によるプレゼンテーションです。先生とアシスタントの高校生が見守る中、グループごとに発表と評価が行われました。トピックは「武士」、「京都」、「そば」、「食品サンプル」、そして「浴衣」。どのグループも日本での準備とアシスタントの高校生との確認の成果が感じられる自信に満ちたプレゼンテーションとなりました。特に素晴らしい発表をした「そば」についてのグループは、この後学園生代表としてホストファミリーの前でプレゼンテーションをします。
 

カナダセミナー最後の行事は、Farewell Party (送別会)です。代表スピーチや代表プレゼンテーション、修了証書の授与によりプログラムの終わりが近づいてきます。「花は咲く」の合唱に涙を流すホストファミリーも見られました。日本を出発したその瞬間から、カナダで多くを感じ多くを学んだ今日まで、生徒はこれまでにない貴重な経験をしました。帰国後もこの場所での時間を思い出し、それぞれがベストを尽くすことを信じています。
 
明日はホストファミリーとのお別れの日です。カナダでの出会いが教えてくれた相手の気持ちを大切にする心と言葉で精一杯の思いを届けてください。