アメリカセミナー10日目

2019年7月31日


 先週は、日本人がほとんどいなかったこのEFサンタバーバラ校にも、昨日日本からやって来たそこそこの数の生徒達が今日からの授業に加わるようになり、韓国や台湾からの生徒達と混ざってアジア系の人々の顔が数多く見られるようになりました。先程、休み時間に、僕がテーブルの椅子に腰掛けていると、Can I take a seat? と尋ねて来たアジア系の顔をした生徒がいました。僕は、Yes, of course. と答えた後、What is your nationality? と尋ねると、Japan! とその生徒は答えました。EFキャンパス内には色々な国籍の人々がいますが、校内の壁には、Speak English Only と書かれたポスターが所々に貼られています。その生徒は、福岡からやって来た高校2年生で、1学期の試験が終わってから、すぐにこちらに来て、7月7日から3ヶ月間、EFサンタバーバラ校で英語を学ぶそうです。
 
 さて、授業の方は、休日にアメリカの観光地に行くならどこに行くのか、そしてその理由はどうしてかを述べたり、仮想の旅行プランを立てたり、旅行の荷物のチェックをしたりするといったユニークな授業も経験しているようです。生徒達の口からは、「めっちゃ楽しかった!」とか「英語が分かるようになって来た!」などの嬉しい感想が聞かれるようになって来ましたよ。この調子で、英語と自分をさらに近づけて行ってもらえたらと思います。
 
 最後に、昨日に引き続き、1週間を終えた生徒達の声を紹介させて戴きます。

ここ: 「この1週間を終えて、日本との文化の違いを実感しています。クラスメイトがとてもフレンドリーで、私がクラスでおどおどしてると、Where are you from? と聞いてくれたりとか、Instagram を交換してくれたりしました。友達と話していて伝わらないことも多いですが、残り1週間も頑張りたいと思っています!」
 
レオ: 「初日はほんとに緊張しました。周りが日本語が通じないなんて初めてだし、英語が伝わらなかったら生活もできない。湘南学園の英会話とは異なり、生活するのに必要だったので、英語にほんとに向き合えました。2、3日すると、日本で俗に言うプレイボーイのように色々な人に声をかけられるようになりました。日本人からしたらナンパでも、アメリカでは普通のことです。なので、日本のキャラのままだとコミュニケーションは取れません。そして、だんだんとクラスの子達と仲が良くなりました。そして、日が経てば経つほど英語が簡単で楽しくなってきました。むしろ、授業の後は日本語が喋れなくなります。寮に行っても日本語・韓国語・中国語の違いすらわからなくなっています。逆に英語はニュアンスだけでも伝わるようになりました。学校はホントに楽しく、湘南学園を EF Santabarbara と交換したい程です。自由な授業・自由な会話・授業中に水分補給が出来る。まさに日本が戦前から変化していない、変わるべき教育の参考になると思います。そして、何よりインターナショナルスクールなので、文化の違いを学び、互いに尊重し合う姿勢は、湘南学園では味わうことは出来ません。繰り返しになりますが、学校を持ち帰りたいです。」