フランスのジョンエカー高校(Lycée Jean Aicard)との交流会をしました

7月のある日、企画主任宛てに1本のお電話を頂きました。「南フランスのイエール市にあるジョンエカー高校という学校で教員をしている・・・と申します。」最初は何が何だか分かりませんでしたが、お話を伺っているうちに非常に興味が湧きました。「平和教育を軸にして湘南学園と交流したい。フランスでは戦勝国としての歴史を中心とした平和学習が行われているが、日本のような、そもそも戦争をしてはならない、この世に戦争があってはならないといった考えを中心とした平和学習にフランスの子たちを触れさせたい。」といったものでした。
メールでのやり取りやオンラインMTGを経て、10月22日(木)AM、湘南学園に総勢11名(1名は体調不良で宿舎待機となってしまいました)の方々がご来校しました。湘南学園からは、イタリアからの1年間留学生を含む計15名ほどの有志生徒・教員が交流会に参加しました。平和プロジェクトのメンバー、リトアニア・ポーランドツアーに参加した生徒、グローバル地域研究の履修生徒など、平和や異文化交流に興味のある生徒たちです。
プログラムはジョンエカー高校の先生による学校・街の紹介から始まりました。「フランスにおける平和」の発表が続く予定でしたが、担当者が体調不良でご来校できず、見送りとなってしまいました。次は湘南学園からの発表です。まずは私(教員)からの学校紹介と「私の考える平和」に関する発表です。私からの発表は日本語で、そして事前にお願いしていた生徒に英訳したものを発表してもらいました。次は生徒による(生徒の視点での)学校紹介と、興味があってフランス語を勉強している生徒による「私の考える平和」に関する発表が続きます。皆さん、興味深そうな表情でプレゼンテーションに聞き入っていました。最後は「国や地域によって ”平和” の定義が異なる世の中において ”平和” な世界を実現するために必要なことは???」というテーマでのグループ・ディスカッションを試みました。そもそも言葉の壁があるので難しい試みであることは承知の上でしたが、このテーマに向き合うことが双方の生徒たちに必要であろうと考えてチャレンジしてみることにしました。
グループディスカッションから同世代同士の文化交流会(良い意味での「雑談・世間話」)へと話題が進み、そのままランチ交流会へ。カフェテリアで出食して頂いたミートローフ・ランチとともに、話は大盛り上がりでした。並行して、先方の先生と社会科の先生たちが、今のフランス情勢について話をしていました。どんな話をしていたかを事後に伺いましたが、「生の声・姿を知る」ことの重要性を改めて感じました。
湘南学園ESDを体現するためには決して欠かせない異文化交流、その先にある異文化理解、ユネスコスクールとして大切にしなければならない「心の中に平和のとりで」を築くための学び・実践、そういったことを経験する交流会になったと思います。最後に、交流会の数日後に先方の先生から頂いたメールの一部を紹介させて頂きます。
「・・・こちらの生徒は皆、素晴らしい思い出となったと大変喜んでいます。お世話になりました。これから是非とも相互の交流を密に行い、世界平和への意識向上をともに目指して参りましょう。・・・」







