第775回 離村式~周防大島を発って帰路へ

2013年11月9日

けさNHKのニュースで、ちょうど周防大島が出ていました。名産の「太刀魚」をお刺身で食べる瀬戸内の美しい景色が画面にあり、その近くにわが湘南学園中3の生徒と先生みんなが滞在しているのが嬉しくなりました。
昨晩のNHK『ドキュメント72時間』は、ちょうど「瀬戸内海ヒッチハイク漂流記」のテーマでした。小豆島から西へ西へと7隻の船に乗せてもらっての3日間の(台風到来をはさんで!)旅と温かな出会いが印象的でした。
 
現地から連日、素晴らしい写真を届けてもらってきました。引率の先生方の中には、別の学年でも研修旅行に行った経験を持つ方々が今回は特に多く、懐かしい再会を重ねていたようです。特に渡邉先生から詳細な報告とともに素適な写真をたくさんいただいてきました。今日はそこから現地のホットな様子をお伝えしましょう。

まず周防大島の多彩な体験プログラムから、「ぽんぷら飯作り体験」の班の様子です。竹をノコギリで適当な大きさに切り、竹筒を作ります。その筒にお米を入れて炊き上げます。竹筒が炊飯器の代わりです。自分達が使う箸も竹を削って作りました。





次は浮島への移動と入村式の様子です。そして学園の先輩達にちなむ素適な想い出の写真です。浮島の宿のおば様の案内で、4年前に初めて民泊でお世話になった川上家へ行ったところ、学園卒業生の辻さん達がお別れの時に石を拾って捧げた寄せ書きや写真が今でも大切に飾られていたのです。





卒業生の辻さん達が来年春休みに浮島へみんなで再訪する予定です、との知らせを聞いて、川上のおばあ様はとても喜んでおられたそうです。

渡邉先生・斉木先生が泊まった民宿の写真も温かい雰囲気が伝わります。そして浮島の離村式の感動的な光景をお伝えしましょう。






そして最後に、周防大島における離村式の様子です。この本島での受け入れは、湘南学園が今年最後になるそうです。町の代表の方から、湘南学園はやはり年度最後の受け入れにふさわしい特別な学校です、との感動的なご挨拶があったそうです。

貴重な体験学習を各地で重ね、たくさんの感動と想い出を胸いっぱいに持って、生徒達は今日帰ってきます。