第34回 「江ノ電」の魅力と「鵠沼駅」

2010年5月22日

湘南学園への通学で最寄り駅になるのは、小田急線の「鵠沼海岸駅」と、もうひとつ、江ノ島電鉄の「鵠沼駅」があります。
「鵠沼駅」から学校までは、こちらも信号ひとつなく徒歩約8分で、2回だけ曲がりますが、ほぼ直進の、閑静な住宅街を通るわかりやすいルートです。

「江ノ電」は、全国でも知名度がバツグンに高い、すてきな鉄道路線です。 藤沢駅から鎌倉駅まで15の駅があり、各駅停車で34分のルートです。単線の区間も多く、複線の所で「藤沢行き」と「鎌倉行き」がすれちがい、のんびりと運行されます。
沿線の景色はバツグンです。特に「腰越駅」から「鎌倉高校前駅」へ向かう途中でサッと見える湘南の海の景色は、いつ見ても感動します。「極楽寺駅」付近から続く緑や花の美しさにも魅了されます。
「江ノ電」は、今年「全線開通100周年」を迎えました。
そう長くない全線なのに、山あり、川あり、海あり、トンネルあり、路面ありとバラエティに富むコースで、民家とすれすれに近い距離で運行する地域もあります。地域の方々にこよなく愛され、全国の鉄道ファンや海のファンが何度も行きたがる、「特選鉄道」なのです。

私も先日、「のりおりくん」(一日乗車券)を使って、妻とゆっくり沿線を巡ってみました。土日の江ノ電はすごい人気で、鎌倉駅や江ノ島駅や長谷駅は、か なりの人数がホームに並びます。これからいよいよ「アジサイ」の季節になります。アジサイがいっぱい咲く最高の観光スポットが、いくつも沿線にあるので す。こんな素晴らしい「江ノ電」が、湘南学園の近くに日々走っていることが、改めて嬉しく、誇らしいような気持ちになります。

鎌倉方面の在校生は、通学時間を考慮して、JR~小田急ルートの利用者の方が多いのですが、毎日江ノ電に乗って、「鵠沼駅」で乗降して通学している在校生諸君もいます。  ・・・今日の写真は、江ノ電藤沢駅入口付近と、鵠沼駅のホーム・駅前のスナップです。