第1078回 “春の江の島”の魅力について ①

2015年4月14日

先週土曜日の夜に、テレビで江ノ島の特集が放映されました。テレビ東京の人気番組『出没!アド街ック天国』です。ご覧になった方も多いと思いますが、湘南学園のすぐ近くにあるお馴染みの観光スポットであり、興味深い内容だったので紹介したいと思います。

 

「春の江の島」の魅力がテーマでした。湘南名物のしらすはそのシンボルとして詳しく扱われました。漁は3月から解禁で、今が一番美味しいそうです。神社へ向かう歴史ある参道の新店や脇道沿いにある隠れた名店で様々なしらす料理が紹介されました。いわしの「親子丼」には感心しました。他のお店でもイタリアンやフレンチ、地魚へのこだわりなど個性豊かな料理やスイーツに食欲を誘われました。

江の島には年間を通じて外国人も大勢来ます。フランス人達が“江の島は日本のモン・サン=ミシェルだ”と指摘する点が注目されました。2つの島には共通点があります。独特の景色は確かに似ています。「トンボロ現象」が共通し、江の島も陸地と島が干潮時に干上がった海底でつながる現象が4月~10月頃に見られることがあるそうです。洞窟を掘って出来た「サン・ピエール教会」にはドラゴン像があり、「江の島岩屋」にも龍の象があるそうです。ともに世界的な観光地といえます。

 

「江の島ヨットハーバー」や「片瀬漁港」も重要なスポットです。世界の舞台で活躍するレーサーの女子中学生や、早朝から大行列を生む朝市に並び、いろいろな魚を見事に捌く“料理の達人”の男子小学生も登場しました。相模湾の豊富で新鮮なお魚を求めて一般市民も長蛇の列をつくるのです。「江の島サムエル・コッキング苑」ももちろん出ました。綺麗な花々がいっぱいで、リスやネコにも出会える癒しの植物園です。(明日へつづく)