第1080回 全校の健康診断を一斉に実施

2015年4月16日

今日は、全校一斉の健康診断を行います。健康診断は、全ての学校が毎年必ず行わなければならない重要な行事です。

本校では、授業への影響を少なくするために、学年ごとのローテーションを組んで、様々な検査を一日で実施する方式をとっています。高校生は午前に、中学生は午後にまとめて行います。

 
検査項目は多岐にわたっており、全員が受ける検査は、「身長・体重・座高の測定」「視力検査」「内科診察」「歯科検診」「尿検査」となっています。加えていくつかの学年が検査するのは、「聴力検査」「心電図検査」「胸部レントゲン」となっています。

学校医の先生方、多くの医療機関の方々に本校へお越し頂き、保健室の先生方が組んだ計画に沿って、大部分の先生方がサポートで分担に入ります。緻密な実施要項とタイムスケジュールのもとで、校舎内のあちこちに診断箇所が分散して設けられ、在校生の自覚的な協力を得て円滑に進められていきます。

 

健康診断というと、自分も昔のことが思い出されます。小学生の頃は背の順でいつも前から1番目か2番目、中学1年生の時は身長が135cmでした。転校したばかりで大きな頭が丸坊主の異様に目立つ少年だったはずです。その後も健康診断は期待と心配の入り交じる毎年の通過点でした。高校生になると身長は160cmを越えて安堵しました。他にも色白な容姿など身体的なコンプレックスがありました。社会人になってからは人間ドックが待っていました。大病こそ経験せずにここまで来ましたが、様々な数値は気になり、健康の維持はより切実になっています。

 

生徒諸君にとっても、この健康診断は自分自身のからだと向き合う節目の大切な機会になります。現在の自分の健康状態や、食生活および生活習慣などを振り返って、できる改善の努力を心がけてほしいと思います。