第1157回 虫の声に耳を澄ませて~秋の夜長の楽しみ

2015年9月7日

前期期末試験の1週間前となり、今日からクラブ活動や委員会活動は規制されます。「試験準備モード」一直線の週となります。

夏の終わりから秋の初めにかけて、涼しくなった夜に「虫の声」を聴くのを毎年楽しみにしています。先週のある晩、わが家の庭で今年初の大合唱に気づき、テレビを消して聴き入りました。今日はこの話題にふれたいと思います。

 

唱歌『虫のこえ』を思い出します。「あれ松虫が鳴いている ちんちろ ちんちろ ちんちろりん・・・・・・」この名曲を子どもの頃に愛唱しました。

信州で生まれ育ち、昆虫や小さな生き物が大好きでした。真夏は「ミンミンゼミ」や「アブラゼミ」が主役で大音量のBGMを届けてくれました。秋になると「エンマコオロギ」や「ウマオイ(スイッチョ)」が主役になり心和む音色でいやしてくれました。「スズムシ(鈴虫)」が珍重され、お店でよく売られていた光景も思い出します。

近くの養蚕場では、大量のおカイコさんが桑の葉をむしゃむしゃ食べる通奏低音を聴けました。近くに池や林によく行き、家で飼った「ヤゴ」がある朝「トンボ」になったり、「おたまじゃくし」が「かえる」に変わる様子を見届けていました。

 

9月になると夜や早朝、虫たちが美しい音色をくっきりと響かせてくれます。ネットのWEBサイトでも「虫の音」を聴かせるコーナーがあります。

「・・・・・・秋の夜長を 鳴き通す ああおもしろい 虫のこえ」(唱歌『虫のこえ』から)

学園生や受験生の皆さんにも、試験勉強を続けながら、あの音色が直接に届いてくれたら、耳を澄ませてくれたらと思います。