第433回 新たな通学と学校生活~新入生のこれから

2012年4月13日

 桜の花が散り始めました。風にフワッと舞う花びら。地面に広がっていく花じゅうたんも本当に綺麗なものです。葉桜にも魅力がありますが、桜の満開の短さにはいつもながら名残惜しさが伴います。でも気温もちょうど過ごしやすく、春爛漫の日ざしが嬉しいです。今日の写真は登校時の校舎正門付近です。

 在校生6学年の中で、中1新入生はすぐ見分けがつきます。真新しい制服の着こなしに緊張の様子が残り、満杯の鞄も靴もピカピカです。
 この時期は、毎時間の授業が担当する先生との初対面であり、一年間の科目の勉強についての説明も入り、息がぬけないことでしょう。来週は生徒会の総務委員の選挙、自転車通学希望者の説明会、全校実施の健康診断があります。GW前にはお楽しみの学年遠足が行われ、携帯電話講習会などもあります。

 今年のGWは日曜日から日曜日まで8連休です。部活動の大会や体育祭の準備で活動、登校する在校生が多数いますが、新入生は休養と復習・予習に十分な時間をとれることでしょう。連休明けには各クラブの説明会が行われます。また体育祭へ向けて特別時間割が設けられ、5月半ばに当日を迎えます。先輩達の指導を受けて縦割りクラス連合で共に取り組む体験が待っています。
 クラブへの仮入部期間がしばらく設けられ、それぞれ入部希望を固めます。中間試験へ向けて1週間前から部活動などが規制され、試験へ向けた学年ごとの学習指導期間も設定されます。6月上旬に入学後初の定期試験にあたる前期中間試験が行われます。その終了直後にオープンキャンパスが実施されます。小学校時代に参加し、本校への入学意欲をその時に抱いた人たちも少なくないことでしょう。その次の週から中1諸君もクラブ活動へ本入部となります。

 これからの主なスケジュールは、だいたい以上のようになります。新しい通学生活・学校生活に少しずつ慣れて、先輩達との交流の場面もいろいろ経て、新たな生活と学習のリズムを築いていくべき時期に配慮した設定になっています。