第362回 大震災から学ぶ・家族と地域の絆~中学道徳教育の時間

2011年12月6日

 高校生は本日で5日間の中間試験が終了します。中学生は昨日で4日間の試験が終わり、本日は「道徳教育の時間」の講演会をメインに登校します。
 湘南学園中学校では、前期と後期の中間試験の翌日に「道徳教育の時間」を設けています。この時間は、中学生が日常生活で接するさまざまな問題に向き合い、マナーやモラルの課題について考え、自分自身を見つめて共に考える機会になればとの主旨で設定しています。

 今年度の主題は「東日本大震災を受けて」です。前期は「私たちが今できること」をテーマに、藤沢市の南消防署・高度救助隊の塩澤様・小澤様・黒瀬様の3名の方々に、貴重な資料・映像をもとに講演をしていただきました。地震のメカニズムや被災した時の行動の要点をレクチャーされ、3.11直後に大津波被災地、更に原発被災地へも派遣された時の壮絶な救助活動のご報告をして下さいました。生々しい現地の様子、極限状況の中での助け合い支え合い。圧倒的な内容に感銘を受け、生徒達の質問も相次ぎました(この校長通信の6月13日付・第264回をぜひご参照下さい)。
 今回は、やはり東北現地で救援活動をされ、他地域の震災でも復興活動に取り組まれてこられた藤沢市の方のお話を伺い、家族や地域のつながりや絆についての私たちの認識を更に深める機会にしたいと願っております。

 講演者は、藤沢市役所・環境部の指籏博様です。テーマは「大震災から学ぶ、家族・地域の『絆』」です。指籏様は、藤沢市の職員として石巻市の避難所(小学校体育館)に入り、5月末まで現地の救援・復興活動に従事された方です。またかつては阪神淡路大震災の際にも神戸市長田区へ、また中越地震の際にも現地に入って救援活動をなさってこられました。
 今回の講演では、被災地で何が起こり、どのような状況に陥っていたのか、現地の写真も交えて詳しくお話ししていただきます。また被災された方々と関わり直接見聞された内容を踏まえて、家族と地域の絆について問題提起をして下さることになっています。

 講演会は質疑応答もふくめて約90分です。その後各教室で感想文を作成してもらいます。これからの生活にきっと役立つメッセージをいただける機会になることと期待しています。