第1342回 交換留学生マリーヌさんの学び

2017年7月14日

~湘南学園中高国際交流の多様性~

 ロータリ交換留学生として2016年8月にフランスより来日したマリーヌさんが、湘南学園中高での1年間の留学を終えて帰国する時期となりました。

 マリーヌさんは、この1年の体験について一文を寄せてくれました。

 “素晴らしい文化と思いやりのある日本の人々”

 日本には、とても大きな強い歴史的な文化があります。お寺や神社、食事の時の「いただきます」や「ごちそうさまでした」という感謝を込めた挨拶、書道や茶道、歌舞伎や剣道などは、フランスにはない日本にしかない素晴らしいものです。また、日常的に日本の伝統的な服装である着物や浴衣が着れるということも、日本独特の素晴らしい文化だと思います。また日本に来てとても驚いたことのひとつに、日本人は誰もがとても優しいということがあげられます。例えば、駅などで知らない人に行き先を尋ねるてみると、みなとても親切に教えてくれます。日本の人々は、とても助け合っていて思いやりがあると思います。私は、将来、こんな素敵な日本に帰って来て、日本の大学で学びたいと思っています。

 マリーヌさんは、日本語検定、書道、茶道などに力を入れる一方、好きなロックにものめりこむなど、湘南学園での1年間の留学生活を謳歌してくれたようです。
 
 いよいよお別れの時が近づいてきました。湘南学園80周年記念館カフェテリアでNPO法人湘南食育ラボの皆さんの心のこもったフェアウエルパーティーメニューをいただきながら、マリーヌさんの活躍ぶりや成長を喜び合い、別れを惜しむように語り合っていました。~ Au revoir, Marine!

 当日は、先日フランスでの1年間留学より帰国した高橋さんからフランスでの学びについて報告があり、この夏からロータリ交換留学生としてアメリカ・オレゴンでの学びに意欲を語ってくれた沼さん、同じくロータリ交換留学生としてブラジルへ向かう橋本さんが一同に会しての賑やかな会となりました。日頃よりお世話になっています藤沢ロータリーの皆様やホームステイ先のご家族の皆様も参加いただき、心温まる場面が端々に見受けられました。
 
 なお今年度から「グローバルサークル」は、「グローバルインターアクトクラブ」と改称して活動展開がなされてきていました。その取組みの1つとして、フランス人女子大学生による『フランス語初級講座』が開催され、9回にわたるレッスンが行われました。ロータリー留学生のマリーヌさんもおり、タイムリーな企画になったといえます。