第327回 高2研修旅行~4コースの概要紹介

2011年10月21日

 昨日に引き続いて、来週に実施される高2研修旅行について紹介します。

 今回の旅行は、「北海道コース」「関西コース」「九州コース」「沖縄コース」の4つのコースに分かれます。各コースとも生徒諸君と引率教員を合わせて40数名の規模になっています。関西コース以外は往復に空路も使用されます。

 北海道コースは、道東方面がメインです。標津やウトロを拠点に住民の方々と触れ合い、大自然を満喫します。酪農や、海釣り・乗馬、食材加工など豊富な体験学習が用意され、酪農家などに民泊もします。摩周湖や釧路湿原などの一等地は特に天候に恵まれることが期待されます。

 関西コースは、平城京跡・唐招提寺・東大寺・法隆寺、平等院・金閣・銀閣・京都御所などの名所を巡りつつ、単なる観光だけでなく、“人間・活動・体験”をキーワードとして奈良・京都
を探索します。「宿泊坊」や伝統文化体験も用意されています。秋の古都を満喫するコースです。

 九州コースは、前半は自然災害と平和がテーマ。雲仙普賢岳をめぐる被災や復興を学び、長崎で班別行動と平和学習をします。後半は長崎県北部での民泊をメインに、釣り、酪農、アウトドア、様々な食材の調理・味覚などから楽しい体験をします。漁業を軸とする地域の文化を深く知るのです。

 沖縄コースは、まず沖縄戦の戦跡や現在の基地問題を、現地大学生との交流も交えてリアルに学びます。そして南城市の民泊体験で沖縄の生活文化を体験します。民家の庭にガマがあるなど独自の環境と暮らしは新鮮なことでしょう。美ら海水族館や首里城も訪問してから帰路となります。

 北から南まで日本の各地に広く分かれての4泊5日の旅となります。それぞれの気候や天気に気をつけて健康を維持し、それぞれの行程がなるべく好天気に恵まれて素晴らしい研修旅行となるように祈っています。