第1381回 長岡竜司先生をご紹介

2018年6月15日

本日は、湘南学園中学校高等学校、長岡竜司先生をご紹介します。

まずは、プロフィールから。
担当教科:理科(専門は化学)
担当学年:中学2年生、高校1,2年生
1989年生まれ(現在29歳で教員歴6年目)
出身地:神奈川県

長岡先生は、熱心な先生で生徒にもたいへん人気があります。たとえば合唱コンクールや体育祭など中高で行われる行事の際には、いつも審査員として招かれます。開会式の審査員紹介で長岡先生のお名前がアナウンスされると会場からは生徒諸君の歓声が上がります。

先日、長岡先生の授業を拝見しました。この日のテーマは「電子式」でした。
「・・・・みなさん、ちょっと考えてみてください。・・・・たとえば、公園にたくさんベンチがあって、今あなたは、そのベンチに座りたいと考えています。・・・どこに座ろうかな? ・・・と、適当なベンチを探しています。その公園にはだれも座っていないベンチがたくさんあるのですが、あるベンチにだけ一人の「見知らぬ人」が座っています。・・・・・さて、こんな状況だとしますよ。このとき、あなたはその「見知らぬ人」のとなりに座るでしょうか?・・・・それはないですよね。電子も同じなんです。あなたがだれも座っていないベンチを探してそこに座ろうとするのと同じように、電子だって空いているところを探してそこに落ち着くわけです。」

・・・・という説明でした。長岡先生の授業はとにかく分かりやすいのです。声もクリアーで歯切れがよいのです。
「もし私が学生時代にこのような説明をしてもらえたら、きっと理科が好きになっていたかもしれない・・・・」と、思えるほど実に素敵な授業でした。生徒諸君が長岡先生の授業を通じて化学の世界に入り込んでいくのが分かりました。

では、長岡先生へのインタビューの内容です。

1.学生時代に夢中になっていたことは何ですか?
中学時代は、ソフトテニス部に所属していました。軟式のボールなので、練習をすれば実に様々な種類の玉を打つことができるので、とても面白いのです。変化が多彩でいろいろな工夫ができてとても楽しいのです。
そして・・・高校時代は、・・・実はゲームに夢中でしたね(笑)。

2.学園生の印象はいかがですか?
湘南学園の生徒はみんな人懐っこくて、可愛い子が多いですね。こちらが待っているだけで、自然に近づいてきてくれるのです。彼らを見ていると、人との接し方がとても上手なので、社会に出てもきっと上手にやっていけるだろうと思います。しかも、彼らの人に接する態度はしっかりとしていて、とても好感が持てますね。

3.湘南学園の生徒諸君に期待したいことは何ですか?
湘南学園の生徒はみな、いろいろなことに挑戦してくれるので、いいなと思っています。これからも物怖じせずに何事にも積極的にチャレンジしていって欲しいと期待しています。彼らのこれから(将来)が楽しみですね。

4.どのようなところが「湘南学園の良さ」でしょうか?
一言で言いますと、「人と人との間の垣根が低いこと」です。これは生徒相互の関係だけでなく生徒と教師の関係においても言えることです。素晴らしいと思います。

5.先生ご自身の目標を教えて下さい。
まず、教師としてスキルアップしていきたいと思っています。それは即ち授業力であり、知識であり、とにかく教育者としての力量を高めていきたいと思います。生徒が目の前でどんどん成長しているので負けているわけにはいきませんね(笑)。

6.先生の座右の銘は?
「なくてはならぬ人になれ」です。
これは、私の父から教えられたものなのです。これを私は、幼い頃からずっと考えながら生きてきたように思います。