第1429回 中村さんの学園祭ポスター

2019年10月4日

いよいよ湘南学園中高学園祭が実施されます(10月5日、6日)。

学園祭は、まさに生徒諸君のチームワークの結晶です。

さまざまな議論を行い、出された意見を集約したり、調整したり・・・といった「外からは見えない地道な作業」を経て、彼らは力を合わせます。それぞれの企画には、皆、ドラマがあったのです。すべてが彼らにとって「かけがえのない学校生活」の一場面なのです。

この学園祭を象徴するもののひとつがポスターです。毎年、生徒の作品から選ばれて決定します。今年も素敵なポスターが完成しました。このポスターは、私の心をぐっとつかみました。「想い」というものを感じたのです。
さっそく、ポスターを描いてくれた中村彩華さんにインタビューをしました。

 

木下:中村さん、こんにちは。

中村さん:こんにちは。

木下:この度は本校学園祭の素敵なポスターを描いてくださってありがとうございました。

さて、このポスターですが、中村さんは、どのような思いを込めて描いたのですか。

中村さん:まず、今年の学園祭のテーマが「Clock」だったので、時計を大きく描きたいということを考えました。ポップで明るいポスターもいいかな・・・という気持ちもありましたが、生徒のみんなが自分一人ひとりの世界というものを持っていて、それぞれの人生の時を刻みながら懸命に頑張っている・・・そういう姿を描きたいと思いました。

木下:本校を訪れて下さる方々へのメッセージをお願いします。

中村さん:各クラスの企画には自分たちの考えがあり、それぞれの面白さがあるので、訪れるとすごいと感じていただけると思います。パネルや装飾の技術だけで判断するのではなく、まず各クラスの企画を見て欲しいのです。きっと素敵なストーリーと出会ってもらえると思います。

木下:中村さんは、湘南学園をどのような学校だと思いますか。

中村さん:先生との距離が近い学校なのかな・・・と思います。「先生と生徒」という節度はあるのですが、いろいろな場面で、先生がクラスの一員のようになって関わってくれたりするので、とてもいいなと思います。

木下:中村さんのクラスの担任でいらっしゃる川口先生はまさにそういう先生ですよね。

中村さん:はい、本当にそうですね(笑)。

木下:今日はご協力ありがとうございました。

中村さん:ありがとうございました。



中村さん、素敵なポスターですね。ありがとう!

 

(次回の「校長通信」は10月18日になります。引き続き、宜しくお願い致します。)