第581回 定期試験と登下校風景

2012年12月6日

 後期中間試験の第4日です。中学生は今日が最終日で、高校生は明日が最終日となります。
 2科目または3科目の試験を、連日続けて受ける過程では、気持ちの切り替えが大切になります。試験後に反省や後悔の念におそわれることがあるでしょう。でもくよくよしても、テストの結果は変わりません。その次の試験、この先の試験にだけに意識を集中して、残された時間を有効に万全の準備を期すことが大事になります。

 定期試験の期間中は、在校生諸君の一斉下校により、通学路への対応が切実になります。先生方は、正門付近から通学ルート各地に分散し、駅とその周辺にも配置して、一斉の下校指導を行っています。学校に残って質問したり自習を続ける諸君もいますが、あまり遅くならないように促しています。

 晩秋から初冬へと向かうこの時期、我々の世代はもうコート類が必須ですが、在校生は制服の上にコート・オーバー類を着て来ない諸君がまだ大半のようです。また真冬でも制服のみの生徒達が少なくなくて、毎年心配になります。
 自転車通学では手袋姿は普通です。女子を中心にマフラーが人気のあるのもわかります。自分もマフラーはお気に入りが増えました。
 あと目立つのはマスクを常用する生徒達がけっこういることです。風邪の対策と予防で重要であり、防寒にもなるマスクです。精度の良くなった安価な紙マスクが、ここ数年で急速に社会に普及しました。大学受験を控える世代にとっては特に身近な必需品でしょう。それにしてもマスクをする生徒は多くなっています。世間一般でも、便利なマスクはますますの人気者です。