昨日は「防災の日」

本体が日本史教員である私としては、昨日103年目を迎えた関東大震災における、朝鮮人等の虐殺に関わることについても触れておきたいと思いました。
もう2カ月ほど前になりますが、7月7日(火)にリトポー(夏休み中に実施したポーランド・リトアニア ヒストリーツアー)の事前学習の一環として、「在日コリアン講座」を開催し、京都大学大学院の竹田さんと、小学校から大学まで朝鮮学校に通って今は日本企業に勤めている朴さんにお話をしていただきました。
もしかしたら「リトポーの事前学習なのに、なぜ、在日コリアン講座なのか?」と思う人もいるかもしれませんね。それに関して、私の思うところを少し記します。
まず、以前紹介した「憎悪のピラミッド」でも分かる通り、「差別」と「ジェノサイド(集団殺害)」は地続きであるという考えが前提にあります。
リトポーではアウシュビッツ等を訪問するのですが、単純化していえば、ここでは「ユダヤ人への差別がホロコーストにつながった」ということを意識することにもなると思います。
そこで終えるのではなく、「では、日本ではどうなのか?」ということを考えた際に、日本における根深い差別の問題のひとつとして、在日コリアンをめぐる諸課題を意識してほしいというねらいがあります。それが、歴史的にどのようにつくられ、どのような形で現れ、現在に至っているのかということを軸にして、身近なところにも差別をはじめとしたさまざまな問題があるのだということを知ってもらいたいということです。そのうえで、「誰ひとり取り残さない社会」・「持続可能な社会」の創り手になっていってほしいと願っています。






