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熊本視察2日目

2018年9月5日

朝食をとり、8時に法華クラブを後にしました。
そして昨晩立てた予定通り、熊本県民の心のふるさと、熊本城に向かいました。
私は昨年も熊本城を訪れており、どのくらい復旧作業が進んでいるのか確かめたかった事もありました。
8時20分熊本城着。
懐かしい、という気持ちが込み上げてきます。
前回、石垣が崩れていたのが確認できた西大手櫓門・元太鼓櫓は、依然として崩れたままでした。
昨日阿蘇副市長からお話を伺った時に、パソコンのプログラミング技術を使って石垣を修復する計画が進んでいるということを聞きました。


ガイドさんの話によれば、この間の大雨で、まだ完全に崩れていなかった櫓が崩れてしまったそうです。

「熊本城は国の重要文化財に指定されているから、国の許可が下りないと工事ができないんですよ。」
「まだ半分くらいは、壊れてから手をつけてないんじゃないかな」

生の声で、初めて知ったことが多くありました。
「熊本城、去年と何も変わっていないんじゃないか」
脳裏に不安がよぎりました。去年と変わっていないところが多くあったのです。
しかし、天守閣が一番よく見える加藤神社から、着々と工事が進んでいる天守閣の様子が見えて安心しました。


2019年までに、天守閣の外面の修復を完了させるべく、現場の方々も一生懸命作業に当たっているそうです。
県のシンボルである熊本城が帰ってくるその日まで、自分は自分にできることをしようと思いました。

その後、車で益城町を見て回りました。その中で、小池島田仮設団地も視察できました。
本来の使用期限がすでに切れている仮設住宅。復興の前に立ちはだかる大きな壁が、そこにはありました。
先日の高校生交流会で、熊本の高校生から
「友達には、新しい家を建てるために進学をあきらめる人がいる」
という話を聞いたことを思い出しました。

そのまま、昨年私が体験談を聞いたりして大変お世話になった、東無田地区に住んでいらっしゃる森永さんに一目会おうと、有薗先生の勘を頼りに東無田地区のあたりを車で走っていました。
するとだんだんと見覚えのある景色が見えてきて、去年来た東無田地区の公民館に着きました。そこにいた方が偶然にも森永さんのお知り合いで、携帯で連絡をとり、会わせていただくことになりました。
車で森永さんが暮らしている仮設住宅へ向かい、ついに森永さんと再会を果たしました。

倒壊した自宅を解体し、今は仮設住宅にお住まいになっている森永さん。相変わらずお元気そうで、笑顔で接してくださいました。再会できて本当に良かった!
森永さんは、地震があってからみんなで何かしようと、手作りのポーチなどを地元の方たちを集めて作り、販売していらっしゃいます。

部屋には手作り品がいっぱい!

「地震に遭ってから、東日本の大震災を人ごとのように思っていた自分を、本当に恥ずかしく思いましたよ。」
森永さんのこの言葉は去年、私の心に深く響きました。それから1年以上、自分なりに熊本の復興に貢献しようと努力をして来たつもりです。去年より、私は胸を張って森永さんに接することができた気がしました。
「先のこと考えたりすると、やっぱり不安にはなりますよ。でも君たちを見てると、なんだか希望を感じる。」
その言葉が素直に、私にとっては嬉しいものでした。
次会った時は、どんな話をするんだろう。私はこれから先、森永さんとまた会うまで、どんな活動をして熊本に貢献しようとするんだろう。ここを一区切りとして、私の次の一年が始まっていく気がしました。

その後、去年訪れた木山神社へ向かいました。去年は神社の柱が崩れ、屋根の部分が落ちて残されている状態でした。
今はブルーシートに覆われ、解体作業が進んでいる状態でした。

大工さんにできればお話をお伺いしたいな、と思い、声をかけたところ、その方が親切で、しかも宮大工として超一流の方でした。今は1つ1つの部品に木札を付け、倉庫に保管しておく作業をしているそう。材料は新しく用意しようと思えばできますが、そこはやはり歴史を大切にするのだそうです。


色々とお話を伺うことができ、なんと、江戸時代に使われた釘を一本いただきました。本当に驚きました。親切な方に出会えてよかったです。

そのまま空港へ向かい、帰路につきました。これからも、自分たちに何ができるかをさらに考え、行動していきたいと思っています。最後まで読んで下さり、ありがとうございました!