将棋部 高校新人戦・団体戦で県第3位!

2017年12月21日

前回の個人戦のご報告の続報になります。先週日曜日の新人戦県大会の団体戦の部で、本校のAチームは第3位に入賞しました。高2の徳永琳、小俣拓海、瀧川稜永の3名です。

本校Aチームは昨年度の高校県大会では、春に準優勝、冬に第3位と見事な結果を残せました。ひきつづき今年度もしっかり結果を残せましたが、特に準決勝では大接戦の末に敗退したので反省も多々でした。優勝は横浜(昨年度全国準優勝の実績あり)、準優勝は関東学院であり、ともに毎年実施している夏の合同合宿の仲間の私学です。

団体戦は3名でチームを組み、今回の県大会では全体で54チームが参加しました。2勝1敗か3勝0敗でチーム勝利となりますが、今回Bチームの方は1名欠席のハンディがありました。それでも予選リーグを2勝で通過し決勝トーナメントに進んだのは立派でした。

 

将棋の面白さとして、対局後の「振り返り」を大切にする気風があげられます。
対局した2人だけでなく、周囲で観戦していた両校の仲間や他校生まで交じって、その対局のポイントや岐路はどこだったのか、皆でワイワイ検討し交流する機会です。

「そんな指し手もあったんだ」とか「その方向を選べば優勢や逆転につながったかもしれないな」などと確認するのです。敗れた対局にも学びがあり、こうした“感想戦”をいつも大事にすることで、確実に棋力向上につながっていきます。

ふだんの部活でも大事にしていることですが、今回の大会でも写真のように、学校を越えて県内の将棋仲間どうしが感想戦で交流し盛り上がる姿があり、嬉しく頼もしく思えました。

(顧問・山田明彦)