カナダセミナー5日目の報告 その1

2025年7月25日

 カナダセミナーも5日目となりました。本日の午前中の授業は、Mr.Beans のショートコメディーのビデオを観た後、いつものように全員が輪になって相手の名前を呼んでボールを投げるウォーミングアップからスタートです。その後、「セミナーが始まってからカナダについて何を学んだか」、「どんなことに驚いたか」、また、「これからどんなことを知りたいのか」などの質問について、ノートに書いて発表してみるというレッスンへと進みました。参加者たちは「飛行機で9時間もかかるのには驚いた」「多くの家庭で大きなプールがあるのにはびっくりした」「カナダ限定のケチャップ味のポテトが本当においしいことが分かった」など色々な感想がありました。中には、「犬がくしゃみ(sneeze) をした後でも、“Bless you!” というのにはとても面白かった」など、日に日に日本とカナダの文化の違いを体感しているようです。

 その後、カナダの四季などについて記載されたテキストを読みながら、カナダの文化についての学習をします。ここでもカナダ人の生徒たちが、生徒一人一人に分からない単語の発音や意味などを丁寧に教えながら、常にサポートをしてくれます。楽しく学習しながら英語の 4 Skills (Reading, Writing, Listening, Speaking) の要素を自然と学ぶことができる実に洗練されたプログラムです。

 午前中の後半は、初めにカナダ人の中高生から、Sick のスラングの意味の紹介がありました。もちろん、“病気”や“気分が悪い”という意味もあるのですが、時には “かっこいい” や “すごい” (=cool) という意味にもなり、若い子どもたちの間でよく使われるそうです。Oh, your jacket is very sick.「あら、君のジャケットとってもいいね」のように使います。

 その後は、プレゼンテーションの仕方の簡単なレッスンとなりました。テキストにある1つの題材をもとに、それを読み込み分かりやすくみんなの前でプレゼンテーションするというレッスンです。日本ではなかなかプレゼンテーションの要素となる技術を学ぶことはないので、セミナー期間を通じてプレゼンテーションのスキルを学べることはとても良い機会だと言えます。