カナダセミナー6日目の報告 その2

2025年7月28日

 昼休みには、来週の月曜日の老人ホーム訪問に向けて、鶴の折り紙をカナダ人のバディーと一緒に折っている生徒もいました。この鶴の折り紙は、ホームの利用者の皆さんへの日本からのお土産です。一緒に折り紙を折ってくれたアンダーソンくんは、胸に『藤沢』、背中に『湘南藤沢』と書かれたTシャツを着てくれています。嬉しいですね!

 午後は、日本人の生徒3名とカナダ人のバディー1人で1つのグループを作って、それぞれのグループ毎にクレープ作りに挑戦しました。Gallant 先生から渡されたレシピを見ながら、ミルクや小麦粉やバターや塩など量を確認しながら、グループ毎に協力して調理をします。

 クレープを作り終えたら、それぞれのグループで調理したクレープを審査員(教員とセミナーに参加された保護者)に試食してもらい、クレープコンペを行いました。試食の前には、簡単にそれぞれのクレープの良さや特徴を英語でプレゼンしてもらいました。もちろん、自分達で協力して作ったクレープを皆それぞれ美味しく戴きました。

 最後に、Talking Stick と呼ばれるカナダ原住民のコミュニティーで用いられていたスティックを作りました。これは、彼らのコミュニティーの中で話し合いをする際に用いられていました。彼らは、話し合いの際には輪を作って集まり、意見を言う人の話にしっかりと耳を傾けて聞くような状況を作るために、発言者がこのスティックを持って話をし、輪の中で右周りにこのスティックを回していきながら、人々が順番に意見を言っていくという慣習です。生徒達は、木の枝を自由にデコレーションしながら、オリジナルのスティック作りに取り組んでいました。